Shanghai 2007

旅日記 2日目(2007/05/01)-03

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そこは城隍廟という名前で、道教の寺院だった。
参拝に来ている人がたくさんいて、出入りが激しかったけれど、ちゃんと入場料が必要なお寺だった。

中に入ると、庭を囲むように建つ建物の2階で、お坊さん(←道教ではお坊さんとは呼ばないのだろうけど、なんと呼ぶのか分からないので・・・)がずらりと並んでいて、読教が行なわれていた。

モウモウとあがる焼香の煙と合わさり、とても活気があった。
それなので、その雰囲気にのまれて、ついつい私たちもお線香の束を買ってしまった。

ちなみに、後から(このページを書いている今)知ったのだけれど、読教は、旧暦の1日と15日に行なわれると書いてあった。
西暦でも1日だったけれど、この日は中国の旧暦で15日だったらしい。

休日だから活気があるのかなと思っていたのだけれど、この読教などが行なわれる旧暦の1日と15日の2日間が、特に参拝に来る人も多く、活気があるとガイドブックには書かれていた。
偶然通りかかって入ることにした寺院だったけれど、運が良かったようだ。

お線香に火をつけ、見様見真似で、お辞儀をして、四方向にお祈りを捧げた。

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その間も、お線香からはボーボーと煙があがっていたし、すぐ横を同じ様にボーボー燃えているお線香を持った人が通るので、引火しそうで、ちょっと怖かった。

お祈りを捧げた後、お線香を定位置にお供えし、その後内部を見学した。
中庭に戻ると、読教が終わっていて、先程お坊さんが並んでいた部屋(門のようになっている建物の2階)の扉を閉めているところだった。

ご閉帳〜

この寺院から人の流れにのって歩いていくと、豫園商城の一角に出た。
そこには大きな池のようなものがあり(緑波池という名らしい)、九曲橋という名のカクカク曲がった橋が架かっていて、ここを通り抜けると豫園の入口があるということだった。

この橋のど真ん中には、湖心亭という中国茶を飲めるお店が建っている。
せっかくなので、豫園に入る前に、ここでお茶を飲んでみることにした。

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