Shanghai 2007

旅日記 2日目(2007/05/01)-09

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満員御礼の店内に入り、店員さんに食券を手渡すと、ジェスチャーで中で食べるのか?と聞かれたので、そうだと答えると、1階にある6人掛けのテーブルに辛うじて1席だけ空席があったので、そこに座って待ってろというようなジェスチャーが返ってきた。

とりあえず私だけ座っていると、ちょうど同じテーブルの斜め前の席の人が食事を終えたので、また先程

の店員さんが夫に向かって、「そこに座れ」というようなジェスチャーをしたので、なんとか無事に食べ物が出てくる前に二人とも席につくことが出来た。

その後すぐに料理が運ばれてきた。
小揚生煎というのは焼き小籠包のことなのだけれど、小籠包という言葉から想像していたものよりも若干大きかった。鉄板の上で焼かれている小籠包は、プク〜っと膨れてまん丸だったのだけれど、テーブルに運ばれる間に、しぼんでしまい、ちょっとシワシワになってしまっていたけれど、一口食べてみたら、中はまだ熱々だった。

小揚生煎の皮は焦げ目がつくくらい焼いてあってカリッとした歯ごたえもあり、皮の中には肉汁もたっぷり入っていて肉もしっかりと入っていて、本当においしかった。
スープのほうは、香菜たっぷりのスープで、小揚生煎によく合っていた。
廻りの人たちも、小揚生煎とスープという組み合わせで食べている人が多かった。

私たちの座っていた席の横はガラス張りの調理場になっていた。

その調理場には、大きなボールに山盛りに盛られた種が運ばれてきて、店員さん5,6人がかりで、手際よく皮に包んでいっていた。黙々と、ものすごいスピードで皮に包んでいく様子は、職人技といった感じだったけれど、外の食券を求める人の列は全く途切れることがないので、いったい一日に何個皮に包んでいるのだろうと思うと気が遠くなりそうだった。

舌を火傷しそうになりながらも、全部たいらげた。

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焼く前の小籠包

とにかく混んでいるので、長居は禁物なので、食後はすぐに席を立つことにした。

とても満足する味だったけれど、さすがに満腹にはならなかったので、もう一軒別のお店に入って、違うものを食べてみることにした。

→ 次も、まだまだ食べます


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