Shanghai 2007

旅日記 2日目(2007/05/01)-12

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上海城市規画展示館を出たあとは、前日も少しだけ歩いたけのだけれど、南京東路という歩行者天国になっている通りを歩いてみることにした。ここは租界時代初期に開発された繁華街だということだった。

人民公園の前の大通りへ出ると、シンバルやドラのようなものなどで中華っぽい音楽を生演奏中の楽団を乗せたトラックが行き過ぎていった。

どこかのお店の宣伝のようだったのだけれど、とにかく賑やかだった。
午前中に行った豫園もそうだったのだけれど、この辺りも連休を満喫しています〜という様子の中国の人達で大混雑だった。
でも、そんな風にはじける笑顔を見ていると、なんとなく幸せな気分が伝染してくる。
夫も私も、本来、混雑した所は嫌いなのだけれど、これだけ幸せオーラに満ち溢れていたら悪くないかも…という気もしてくるから不思議だ。(←私たち自体も舞い上がっているってこと?旅って怖い!?)

人民公園前の大通りから南京東路へ入った。
ここは今日もまた、ものすごい人出だった。

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上海で最も古い繁華街ということだったのだけれど、派手な看板は中国っぽかったけれど、美しく飾られたショーウィンドウや所々に洋館が建っているせいか、全体的にはきれいな街並みという印象だった。
... お昼を食べて、まだそんなに時間は経っていなかったのだけれど、足が疲れてきたので、どこかでお茶でも飲みながら休憩することにし、お店を探して南京東路から奥の通りに入ってみることにした。

南京東路から奥へ入ると、通りに洗濯物を干した、私がイメージする中国らしい風景が広がっていた。こういう通りのほうが、中国に来ているんだなーという気分になれて私たちには合っているような気がした。

少し、そんな雰囲気を楽しみつつ歩いてみたのだけれど、通りにあるのは水道の蛇口だけを売っているお店とか扉のノブだけを売っているお店など建材屋さんばかりで(そういう問屋さん街だったのかもしれない)、そういう通りではなかなか喫茶店を見つけることが出来なかった。

それなので、結局また南京東路に戻り、最初に見つけた喫茶店へ入ることにした。

→ 次は、ちょっと休憩


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