Shanghai 2007

旅日記 2日目(2007/05/01)-15

... 上海馬戯城駅に着いて、まだ開演時間まで少しだけ時間があったので、駅の公衆電話から実家に電話をすることにした。
母は一人暮らしなので、長い旅なら2、3回、短い旅なら少なくとも1回、「様子伺い」の電話をしている。
今回もいつもの調子で「変わりない?」と聞くと、「変わりはないけど、そっちで、ニセモノでいいので、安いハンドバックを買ってきて」と頼まれてしまった。
そんな唐突に…。事前に言われていたのならまだしも、旅も後半に入ろうとしている今、急に頼まれても戸惑ってしまう。私は、旅行中にほとんど買い物をしないので、いつもの旅ならバックを売っているお店に行くようなことはないので、結構負担だ。

しかし、いくら鬼娘でも、断る訳にはいかず、国際電話なんだけどなぁーと内心思いながら、どんな形状で、どのくらいの大きさか…などをリサーチした。

(母は安物のニセモノを買って来いなんて言っていたけれど、さすがにニセモノを買う訳にはいかないので、高級ブランドバックは無理でも、まぁそこそこ無難な値段のものを買って、母の日のプレゼントにしてしまうことにした。)

電話を切ってから、夫に「こんなことを頼まれてしまったけど、帰りに空港で買うつもり」と報告すると、最終日は、また上海の街中を歩く予定だったので、その日にデパートへ寄ったらいいよ、と提案してくれた。

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地下鉄ホームの天気予報

普段、旅行中にショッピングなんてしないのに、申し訳ないなーと思いつつも、まぁ、見たいものがガツガツある街の時じゃなくて良かった…と思うことにした。
軽く電話しておこうと思ってしまったばかりに、こんな頼まれ事をしてしまい、ちょっぴり重い足取りで、駅を出て劇場へと向かった。

劇場は、サーカスの仮設テント小屋みたいなものをイメージしていたのだけれど、仮設などではなく、派手な金色のドーム屋根をもつ近代的な建物だった。
この建物は、1999年に建ったもので、サーカス専用の劇場なのだそうだ。

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この金色の屋根の建物の外側にチケット売り場があったので、そこで、ホテルで受け取った引換券を入場券に替えてもらった。チケット売り場の人は、ほとんど英語を話さないようだった。.

この後、劇場へ行くと混んでいるかも…と思い、このチケット売り場から入ることが出来る駐輪場にあるトイレへ行ってから、会場の中へと入ることにした。

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ちなみに、このトイレ、ひとっ子ひとりいなくて空いていて良かったけれど(人がいなくて危ないかもしれないので女性一人では行かないほうがいいかも)、劇場のトイレのほうがずっと清潔なので、清潔さを求めるなら、劇場で行ったほうがいいと思います。

→ いざ、雑技団


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