Shanghai 2007

旅日記 3日目(2007/05/02)-02

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ホームへ降りると、日本の新幹線にそっくりな車両が停車していた。
そういえば少し前に、『中国で上海-北京間に高速鉄道を走らせる計画があり、その前段階として、日本の新幹線やドイツのICEなどから開発された車両が、それぞれ異なる区間に導入された』というニュースを見たのを思い出した。
今回利用する上海-蘇州の路線は、ちょうど日本の

新幹線が導入された路線だったようだ。

この高速鉄道は『和諧号』という名前だった。
日本からの車両を元にしているから『和』なのかな?と思っていたのだけれど、ドイツのICEなどからきている車両もみな、『和諧号』という名前なのだそうだ。

外で『和諧号』をバックに写真を撮った後(↑上の写真は、蘇州駅で撮ったものですが…)、

車内に入ると、予約してあった2席は少し離れた席だった。隣の人に席を替えてくださいと頼んで、隣に座るというテもあったけれど、乗車時間は1時間弱なので別に離れた席でも問題はないので、そのまま予約した席に座ることにした。

『和諧号』の車内も、やはり新幹線とソックリだった。
網棚などは若干違うような気がしたけど、前の席の

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背にテーブルがあって、そこに車両の案内のシールが貼られているところも新幹線と全く一緒だった。ただ、座席のリクライニングの仕方などが丁寧に説明されていているのが、中国らしいような気がした。
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シートポケットには、『和諧号』のパンフレットなども入っていて、そういったものをパラパラ見たり、車内の写真と撮ったりしていると、あっという間に列車は蘇州に到着した。
(ちなみに夫は爆睡していたらしい。)

→ 次は蘇州駅で


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