Shanghai 2007旅日記 3日目(2007/05/02)-04 |
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いくつもの列が合流してひとつの列になっていくせいもあり、すごくゆっくりとしたスピードだったけれど、列は辛うじて前進を続けていた。 このチケット売り場の壁に大きな電光掲示板があって、そこに蘇州発の列車が順々に表示されて、それぞれ、軟座、硬座などの座席の空席の有無が表示されていた。 |
その時は、その電光掲示板に表示されている文字の意味がよく分かっていなかったのだけれど、とりあえず、『上海』という字と『有』という字を探していると、辛うじて16時過ぎくらいか. | ||
らの列車のいくつかに、ポツリポツリと『有』という字が表示されていた。
ただ、これだけ多くの窓口で一斉にチケットが売られているし、もちろん蘇州以外の駅でも同じ列車の同じ座席の切符が売られている訳なので、刻々と空席状況も変わっていて、さっきまで『有』だったものが、次に表示された時には『無』になってしまっていることも多かった。 |
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(↑表示は中国語なので、『無』という字ではなく、『无』という字です。) ただ、『有』が表示されている列車がひとつだけだった訳ではないので、時間さえこだわらなければ、切符を手にすることができそうだった。 こうして、私たちが並んでいた列も少しずつ進んできていて、窓口まで、あと少しという所まで時、隣の列に衝撃的な出来事が起こった。
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