Shanghai 2007

旅日記 3日目(2007/05/02)-07

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虎丘というのは、春秋時代の末期の呉の王『闔閭』という人の墓陵なのだそうだ。
そんな説明を聞いても、ふ〜ん…という感想しかなかったのだけれど、春秋時代とは紀元前500年くらいだと知ってビックリ。(何分歴史に弱いもので…。)
さすが中国4000年の歴史だ。(?)

虎丘という名の通り、小さな丘になっていて、その丘

の上には、蘇州で最も古いという塔が建っている。
でも、最も古いとはいえ、さすがに紀元前ではなく、10世紀に建てられたものなのだそうだ。

入場料を支払って、『虎丘』の敷地内に入ると、丘を登っていく道は、色とりどりの花などで、春らしく、そしてド派手に飾られていた。
虎丘の中には、塔のほかに剣池、試剣石、千人石などの観光スポットがある他、大きな広場などもあり、大きな公園といった印象だった。

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塔に向かって進んでいく途中に、剣池があるのだけれど、ここが闔閭(こうりょ)の墓所と言われている場所なのだそうだ。

そして、この丘の上に建つ塔は、雲岩寺塔という名のレンガ造の塔だった。
この塔は、8角形で7層の塔なのだけれど、地盤沈下のため傾いてきていて、『蘇州の斜塔』となっていた。

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斜塔は見る方向によって、かなり傾いて見えます。

中国人観光客で大賑わいの虎丘を、名所を見ながらぐるぐると歩いた。
そんなに強く惹かれるものはなかったけれど、中国の人達が連休を満喫してますーっという笑顔満開で、虎丘のいたるところで写真を撮っているのを見て、なんとな〜く、ほのぼのとシアワセな気分になった。
とはいえ、私たちは、ぐるぐる廻ったとはいえ、1時間ちょっとで見学を終えてしまった。

この後は、街の中心地へ移動して、昼食にすることにした。

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