Shanghai 2007

旅日記 3日目(2007/05/02)-09

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北寺塔のすぐ近くにはデザート屋さんくらいしか見当たらなかったのだけれど、そこから少し歩いた所に飲食店が数軒並んで建っている通りがあった。
でも、13時を過ぎていたので、どのお店も空いていて、どのお店がおいしいお店か、全く勘が働かなかったのだけれど、その中の1つのお店から、ちょうど食事を終えて幸せそうな顔をしながら出てきたグループを発見したので、そのお店に入ることに決めた。

(単に、話している内容が楽しい話だっただけで、料理に満足した笑顔ではなかったかもしれないけれど…。)

さっそく、ビールを頼んだのだけれど、このお店でもサントリービールだった。
でも、このお店のサントリービールは、ちゃんと冷えていておいしかった。
そして、お料理は青菜炒めと骨付き肉と米麺を注文した。

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最初に青菜炒めと骨付き肉が出てきたのだけれど、どちらも、それなりにおいしかったので、追加で肉野菜炒めも注文することにした。
その後、肉野菜炒めが先に出てきて、最後に〆で麺が運ばれてきた。

(順番を配慮してくれた訳ではなく、たまたまだったのかもしいれないけど。)麺は米の麺に澄んだスープで、さっぱりとしておいしかったし、青菜がたっぷりのっていて、体に良さそうだった。

お薦めのお店ですと紹介する程ではないけれど、ハズレではなかった。

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とりあえず、いまいち当たりが少なかったこの旅の食事の中では、かなり1,2位に入る昼食となった。

そして、食事の話の後に恐縮ですが。
食事が一段落したので、夫が先にトイレに行くといって、店員さんにトイレの場所を聞きに行くと、店内にはトイレはなく、外にある公衆トイレを教えてくれた。
(これって、お客さん用はない、という意味だったのかもしれない。でも、店員さんも公衆トイレへ行っていたような気も…。)

そしてトイレから戻ってきた夫は「おまえには、あれは無理かも…」と言うので、どんな様子か聞くと、典型的な中国の公衆トイレといった様子だったということだった。
でも私も、上海を出てから一度もトイレに行っていなかったので、ここで行っておきたかった。

外観は民家のようにも見えるけど…

... (トイレがある時は、とりあえず行っておけ!が私の旅のモットーです。←?)
とはいえ、さすがに一人で行く勇気はなかったので、会計を済ませ、夫にトイレの前まで一緒についてきてもらうことにした。

で。
中国の公衆トイレはすごかった。ウワサには聞いていたけれど、溝が一本掘られているだけで、もちろん水洗ではないし、もちろん扉もなかった。

さすがに、これは無理だよーっと思ったのだけれど、この後、観光名所に行っても、同じトイレの形状(?)かもしれないし、名所の中となると混雑しているかもしれないから、いまこのおばさん一人しかいないトイレで済ますのが得策かもしれない!と判断し、勇気をもってチャレンジすることに決めた。旅の恥はかき捨て状態だ。

全て終わって、トイレから出て夫に報告をすると、夫はさすがに半分あきれていた。
私もさすがに二度とこういう経験はしたくないと思ったし、私の海外トイレ経験の中でも、一生忘れれないものになるだろう。…って、忘れたほうがいい思い出かも。
(ちなみに名所のトイレに扉があるかどうかは不明。今考えると、さすがに観光名所なら西洋人も来る訳だし、扉はあるのかも。←失敗したかなー。)

→ 次は、北寺塔


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