France 2008

Data ： アヴィニヨンのホテル

クロワトル・サン・ルイ ホテル （Hotel Cloitre St Louis）

★★★★（4星ホテル）
アヴィニヨン・サントル駅から歩いて5分くらいの所にあるホテルです。

16〜17世紀に、イエズス会の修道院として建てられた建物を利用したホテルです。
修道院の建物の隣に、世界的に有名な建築家であるジャン・ヌーベル設計の新館も建っています。

サントル駅やシャトルバス乗り場の近くで、他の町への移動の際にも便利ですし、教皇庁までも歩いて10分くらいだと思います。

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部屋

手配会社のWebサイトから、Modern Superior という部屋を指定して申し込みました。
新館のツインルームで、2 beds roomを希望しました。
ウナギの寝床のように、間口が狭く奥行きのある部屋でした。

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左から、客室の一番奥（ベッド）→中間（バス）→入口側の写真です 一番右に写っている扉はトイレの扉です

入ってすぐ、外の廊下に突き出るように独立したトイレがあります。部屋の入口を入ってすぐの所の壁際には、ベッドとして利用するようなスペースがあります。（右上の写真）
その先が、バススペースになっていて、洗面台・バスタブがありますが、通路部分との仕切りは全くありません。
バススペースの先にはベッドが置かれています。ベッドの頭側がバススペースになっていますが、その仕切りは、ルーバー状のすりガラスだけです。

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バススペースを通路部分から見た写真
左：ベッドとの境にあるルーバー（一部あけた状態）  右：ルーバーと向かい合うように設置された洗面台 右端にちょっとだけ写っているのはドライヤーで、この横に小さなクローゼットがある クローゼットの扉を90°で開け放つと、トイレなどのあるスペースとの扉替りになる

そして、ベッドの足元には、壁際にテレビが置かれた机があり、それに向かい合う形で反対側の壁際にソファーが置かれています。
この先は、全面窓になっていて、奥行きのあるバルコニーがあります。

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ベッドからバルコニー方向をみる		ベッドの頭側にあるルーバー

窓にはカーテンがありません。
バルコニーの外側の壁が、ルーバーになっていて、それを締めて遮光します。

部屋からバルコニーをみる ルーバーを全て水平にした状態		ルーバーの上部の一部は開閉可能 でも奥行きがあるので部屋は薄暗い
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		←この写真は、  バルコニーのルーバーを  中庭から見た写真になります。

新館と修道院の建物と共通のエレベーターが1基ありますが、修道院の建物と新館では、階高が違っていて、エレベーターは修道院の階高に合わせて階の設定をしているため、新館の2階や3階（日本でいう3階と4階）は、廊下から階段を利用して客室にアクセスするようになっています。（私たちが泊まった1階は廊下と同じレベルなのでフラットな廊下でつながっています。写真をみると、4階もフラットになっていたかもしれません。）
客室前の廊下は、新館の建物とも、若干離れて設けられていて、1階の客室も1メートルくらいの渡り廊下のようになっている所を通って、アクセスするようになっています。

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新館の廊下		2つの客室で1つのアルコーブ

朝食

修道院の建物の中庭に面した回廊を利用したレストランで、ブッフェスタイルの朝食になります。回廊といっても、中庭と回廊の境には、ガラスが入っているので、室内になります。
ホットブッフェで、卵は自分でボイルするようになっていました。

このホテルでの朝食は、滞在中、1日だけ利用しました。
特に品数が多いというほどではありませんが、充分満足出来る朝食でした。

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このホテルには、4泊しました。
部屋に入った瞬間、扉や仕切りのないお風呂や、あまりの細長い客室で、使いにくそうと思いましたが、滞在するにつれ、なかなか機能的に出来ているように感じました。
バススペース、ベッドスペース、ソファースペースと、きっちりとエリア分けされているため、生活しやすかったのだと思います。
もしまたアヴィニヨンに行く機会があったら、次回もこのホテルに泊まりたいと思っています。

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		レストラン（回廊）からの眺め↑
		←新館の客室からの眺め

ただ、各スペースは扉で区切られている訳ではないので（トイレだけは独立していますが）、入浴しているのを見られても大丈夫！という関係の人でないと、かなり居心地が悪いかもしれません。友人同士などには向かない部屋かもしれません。

→ 次は3日目