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Germany + France  2009

旅日記 2日目(2009/04/26)-03

ケルン中央駅から1時間弱でエッセン中央駅に到着した。

エッセン中央駅

エッセンでは中央駅からトラムで20分程度行ったところにあるツォルフェライン炭鉱跡を見学する。
中央駅のトラム乗り場は地下にあった。

トラム乗り場の上の階にチケットの自販機があったのだけれど、どのチケットを買ったらよいのか分からなかったので案内窓口の係の人に聞くと該当する2人分の往復チケットの種類を教えてくれた。
券売機に戻って購入しようとしたら持っていた硬貨では足りないしお札は大きすぎて使えなかったので(コイン以外は5ユーロ札と10ユーロ札のみだった/2009年4月時点)、先程の係の人にお願いして大きなお札を両替してもらった。

エッセン中央駅のトラム乗り場

こうして無事往復チケットを購入できたので、107番のトラムに乗って炭鉱跡へ向かった。(車内でチケットへの刻印を忘れずに。私達が購入したのは往復チケットだったので行きに刻印したのと反対側を帰りに刻印するのだと教えてもらった。)

ツォルフェライン炭鉱跡

ここは19世紀中ごろから1986年まで操業していた炭鉱で、1932年頃にバウハウスの建築様式で造られた立坑櫓と付属の建物などが残っていて世界遺産に登録されている。

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敷地模型
広大な敷地です

この中の建物のいくつかは改装されて展示施設やレストランなどになっている。
その全体計画はOMAが担当している。

炭鉱跡の敷地全体を見学する時間はなかったので、上に載せた模型の写真(横向きだけれど)でAとある範囲の一部の施設だけ見学する。
このエリアがバウハウスの建築様式でデザインされた建物が並ぶ第12採掘坑エリアになる。

最初はルール・ミュージアムを見学する。
石炭の洗浄工場だった建物で、この改装もOMAが担当している。

エスカレーターで上階にある受付に向かいます
この庇は開閉式でしょうか
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受付がある階
炭鉱跡のインフォメーションも兼ねているので
構内マップなどのリーフレットがもらえます
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受付で地図などをもらった後は博物館内を見学する。
展示はルール地方・ルール工業地帯の歴史についてなどだった。

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内部の階段

博物館を駆け足で見学した後は、同じく構内にあるレッド・ドット・デザイン・ミュージアムへ行く。

第12採掘坑の立坑櫓
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構内を移動します
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レッド・ドット・デザイン・ミュージアムが入った建物
残念ながら片側が改修工事中ですが
本来は美しいシンメトリーの建物のようです

レッド・ドット・デザイン・ミュージアムが入っているのはボイラー室だった建物で、改装はノーマン・フォスターが担当している。
レッド・ドット・デザイン賞はプロダクトデザインの賞としてとても有名だけれど、これはエッセンのあるノルトライン・ヴェストファーレン州のデザインセンターが主催しているものなのだそう。
この賞を受賞したプロダクトがレッド・ドット・デザイン・ミュージアム内に展示されている。
入場の際に写真は個人利用だけという書類にサインをした。(それもあって以下にプロダクトの写真はほば載せていません。…ここに載せるのは個人利用になるとは思うのだけれど。)

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展示してあるプロダクトはもちろん
旧工場の設備も見応えがあります
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こちらも駆け足になってしまったけれど内部の見学を終え、もう少しだけ構内を歩いてみる。

→ 次も、炭鉱跡 

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