TOP行程表

Italy 2010

旅日記 7日目(2009/12/31)-02

ジェノヴァの王宮は17世紀に貴族の邸宅として建てられたもので、当時建てられた宮殿の中では最大のものなのだそう。その後19世紀に入ってからサルデーニャ王のジェノヴァでの住まいとなったため王宮と呼ばれている。
現在もその当時の内装や調度品が残っていて、収集された美術品とともに展示され見学できるようになっている。

王宮も内部の写真がこれしかなかった
撮影不可だったのかな…

王宮内はガイドツアーでの見学だった。
説明はイタリア語のみだったのだけれど、各部屋には英語やフランス語などの説明のプレートが置いてあって各自それをみるという方式だった。

王宮には建物の裏手から入るようになっていたので、内部を見学した後に建物正面へ出た。

立派なファサード
大きくて全体が入りません
.
.

この後は昼食にする。
調べてきてあった海のほうにあるお店へ向かった。

前菜1品目
.
前菜2品目
.
パスタ1品目…前菜とかぶってる
魚介系のお店に行くと、毎回こうなっちゃう…
日本ではほとんとムール貝って食べないので
こういう機会には ついつい とことん頼んでしまうのです
.
パスタ2品目
これも滅多に頼まないけれどジェノヴァですから

料理はこの4品だけでお腹いっぱいになってしまったので、お会計をしてもらったのだけれど、会計を待っている間に店主が「ジェノヴァでサミットが開催された時、あなたたちの国の首相が来てくれたんだよ」と言って、小泉元首相と秘書官だった飯島さんと店主と奥さん(だと思う)の4人で写った写真を持ってきて見せてくれた。
そういう際の食事って誰がアレンジするのか分からないけれど、私たちが行くようなお店でも選ばれるんだなと、ちょっと親近感を覚えた。

そんなお店で食べたのは普段は頼まない料理ばかりだったけれど、旅行中らしい楽しい食事になった。

食後はジェノヴァ港の再開発地区へ向かってみる。

ジェノヴァ旧港の再開発地区

ジェノヴァというと母をたずねて三千里のマルコの出身地として有名…と思うのは私世代の一部の人限定で、一般的にはコロンブスの出身地であり、建築界隈の人たちにとってはレンゾ・ピアノの出身地、となる。

そのコロンブスのアメリカ大陸発見500周年を記念して旧港地区を再開発することになり、それをレンゾ・ピアノが手掛けたのだそう。

上の写真は、レンゾ・ピアノがデザインしたもののひとつで、斜めに配置された柱の一部で下にある空間の屋根を吊っている。
当初この屋根の下は展示場だったそうなのだけれど、私達が訪問した際はスケートリンクになっていた。

スケートリンク

そして遊歩道側に傾いている1本の柱には、展望用のカゴが吊られていてエレベーターのように上下する。

.
.
下部に青いラインが入っているものが
展望用のカゴ
.
意外と大きいです

せっかくなのでこのカゴで上がってみることにした。

.
.
.
なかなか面白い眺めでした

展望用のカゴから降りた後、もう少し海辺を歩いてみる。

.
ワイヤーにカモメ(と鳩かな?)
.
水族館の壁
遠くから見ると壁に描かれた絵に見えましたが
魚1つ1つがワイヤーで吊ってありました
.
ガラスの球体のバイオスフィア
これも多分レンゾ・ピアノ
.
.
.
.
全体が入りませんでしたが
海賊船も停泊しています
.
.

この後は港を離れて、もう少し町を歩いてみる。

→ 次も、町中をウロウロ

<<旅日記7日目-01 □ TOP □ 旅日記7日目-03>>