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 Italy 2011

旅日記 6日目(2011/05/03)-02

ローマからオルヴィエートへは、fs線で1時間10分くらいかかる。

ローマ・ティブルティーナ駅
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オルヴィエート到着

オルヴィエートはウンブリア州にある丘の上の町。
fs線のオルヴィエート駅の駅前からケーブルカーに乗って丘の上まで移動する。

ケーブルカー
1ユーロのバスとの共通券を買って乗ります
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すれ違い

ケーブルカーを終点で下車したら、町の観光の前に、ケーブルカーの乗り場近くにあるサン・パトリツィオの井戸を見学する。

この井戸は16世紀に造られたもの。
円筒型で直径は13メートルで深さは62メートルあり、階段を使って水がある底まで降りていくことが出来る。

入口の写真を撮り忘れたのだけれど
地上には円筒の上部2メートルくらいだけ出ています
これは底を見下ろしているところ
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内部には二重螺旋階段が設けられている

二重の螺旋階段は
それぞれ上り下り一方通行となっているので
途中で人とすれ違うことはありません

実際に井戸として使われていた頃から
そのように運用されていたのだとか

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内部の壁には明り採りの窓が設けられている
(↑これは見下ろし)

最上部が抜けているので
そこから自然光が入ってきます
(↓これは見上げ写真)

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底部に設けられた橋を渡って
下り専用から上り専用の螺旋階段へ移動します

これは写真の明るさを調整したもの
実際は、もっと薄暗いです

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底部の橋から頂部を見上げる
明り採りの窓が規則正しく設けられている
自分が地中深くにいると思うと不思議な感覚になる

同じ螺旋階段を上り下りするのでも、塔に上るのとは全く違う感覚で、地下に降りていくというのはとても面白かった。(閉所恐怖症の方は無理かも。)

井戸から上がった後は、ミニバスに乗って町の中心へ移動する。
先程のケーブルカーで買ったチケットの有効時間内だったので、それでバスにも乗車することが出来た。

オルヴィエート 聖アンドレア教会

町中では、最初に昼食にする。
調べてきてあったお店があるので、そこに向かった。

ワインはデキャンタで注文
お店の名前入りです
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通された席の床は一部透明になっていて
地下の階段が見えました
コインがいっぱい落ちています
なんでだろう?
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トリュフのウンブリケッリ

このお店が有名なのは
料理が席に運ばれてきてから
これでもかっと大量にトリュフを削ってかけてくれること
本当にすごい量です…

が、その瞬間夫はトイレに行っていて席にいなかったので
動揺してこんなピンボケ写真になってしまった…

ウンブリケッリとは太いロングパスタ
地域によってはピーチ(ピチ)などと呼ばれるものです

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後はミネストローネ

メインは鳩の煮込み↓

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調子が良かったので食後はデザートも頂きました
なんだろう…これは…
デザートに間違いない、とは思うのだけれど
なかなかの見た目なのに全く覚えていない
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これは普通にケーキ
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日本人旅行客には特に有名なお店のようです
上記料理の他、水、コーヒーを頼んで
60ユーロ弱(2011年5月時点)
高すぎることはなく、それなりに満足できました

食後は、さっそく町中を観光する。

町中をブラブラ
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オルヴィエートのドゥオモ
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精密な装飾が施されたファサードと
二色の大理石の側面との対比が面白い
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ファサード
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この後は、バスのチケットを購入し、ミニバス→ケーブルカーと乗り継いで、fs線のオルヴィエート駅へと戻る。

オルヴィエートはアクセスも良いし
ちょっと半日観光で出掛けるのにとても良い町でした

もちろん雰囲気の良い町なので
1晩滞在しても良いかも
(小都市は泊まってこそ、本当の姿が分かるのかもしれないし)

この後は、fs線に乗ってローマへと戻る。

オルヴィエート駅

→ 次は、ローマに戻ります

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