France 2015
旅日記 2日目(2014/12/26)-02
教会側につき、中を見てみると、たくさん見学者がいるようだった。
空も雲が多く、薄暗かったので、教会内はもう少し後で見学することにし、先に競技場を見ることにした。
フィルミニの競技場(1968年) |
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競技場から文化会館を見る |
競技場のスタンドは、修復工事のためのフェンスで囲われていて入ることが出来なかった。
でもトラックには自由に入ることができ、実際にジョギングしている人達がいた。
競技場を見た後は、また教会へと戻る。 ちょうど、教会から先程見学していた団体さんが出てきた所だった。
サン・ピエール教会(2006年) |
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コルビュジエの死後に着工されたのだけれど 財政的な理由により 長い間工事が止まっていたのだそう
しかし町の観光資源となるという判断により 工事が再開され コルビュジエが亡くなって41年後の2006年に完成した |
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教会の外壁は ずいぶん汚れてしまっています… |
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受付で、文化会館で購入したチケットを見せて建物の中に入る。
低層部はコルビュジェに関する展示が行われるスペースになっていて、そちらを先に見るよう案内されたのだけれど、ちょうど教会内に他の見学者がいなそうだったので、先に教会身廊を見学することにした。
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壁と天井に開けられた「光の大砲」 |
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ここは…小礼拝室でしょうか? |
この日は曇りがちで光が弱かったのだけれど、それでも十分美しい空間だった。 ちょうどタイミングよく、この中も貸切状態で見学できたので、じっくりたっぷり堪能できた。
この後は、展示スペースを見学する。
サン・ピエール教会の内部を堪能した後は、もう一度外部を見て回る。
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このスロープ等は建設再開後に 設計変更し加えられたものなのだそう
このスロープで信者さんが直接 礼拝堂に入ることが出来ます |
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教会の次は、隣にあるプールを見学する。
プール(1971年) |
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さすがにプールをじっくり見学という訳にはいかないので、早々に切り上げて、フィルミニで最後の建物、ユニテに向かう。
ユニテは、先程文化会館から遥か彼方に見えたのだけれど、今いる教会やプールからは、少し離れた高台に建っている。
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もう一度、教会 |
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緩やかな坂道を上がったあとは 心臓破り(?)の階段を上がりました |
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昇り切った後、振り向いてパチリ この後、他の共同住宅群を抜け
さらにまた坂道を昇ります 疲れ切っていて写真がありません… |
ユニテはガイドツアーで内部が見学できるのだけれど、事前に問い合わせたら、この日はツアーは開催されないということだった。
翌日ならツアーがあると言われたのだけれど、翌日は違う町に移動する日だったし、ユニテは数年前にマルセイユをまぁまぁじっくり見学できていたので、フィルミニのユニテは外観だけでも良しとすることにしていた。(文化会館の係りの人が、住居部分は無理だけれど共用部は自由に見学出来るといっていたので「外観だけ」という程ではなさそう…)。
こうしてプチ登山(?)の後、フィルミニのユニテ・ダビタシオンに到着した。
フィルミニのユニテ・ダビタシオン(1967年) |
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ピロティ |
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ホール |
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内部廊下 |
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各階にあるポスト 状態が良かったのですが これは後から付けたものでしょうかね? |
こうして、ユニテの外観と共用部を見学し終え、駅へと戻ることにした。
ユニテを出た所で、ちょうどバスが通りかかったので、運転手さんに駅に行くか聞いたところ、フランス語で何か返ってきたので、私達が「???」という顔をしていたら、まぁ乗りなさいという感じのジェスチャーをしてくれた。
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ユニテの前にある 「ル・コルビュジエ」という名のバス停 |
バスは、ユニテとは違う高台の住宅街をグルリと廻った後、小さなバスターミナルに停車した。そこで運転手さんは「あそこに停まっているバスに乗り換えるんだ」とジェスチャーまじりで教えてくれ、わざわざ一緒にバスを降りてくれて、その乗り換えるバスの運転手さんに私達を駅で下すよう伝えてくれた。
とても親切な運転手さんに出会えてラッキーだった。
こうして乗り換えたバスは、すぐに町中に入り、行きに通った大きな交差点で停車し、「ここで降りて、その道をまっすぐ行くと駅だよ」と教えてくれた。
駅の目の前まで行くバスではなかったけれど、運転手さんがみんな親切だったので、楽して無事に駅まで戻ることが出来た。
→ 次は、リヨンに戻ります
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