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 Basque 2017

旅日記 3日目(2016/12/31)-02

ホテルを出た時点で、もう16時を過ぎてしまっていた。
こんな時間では、どのお店もランチの営業は終わっていて、夜の営業は始まっていないという状態だと思う。
でも、通し営業のレストランがあるかもしれないし、軽食を出しているカフェがあるかもしれないと、中心部へ向かって歩いてみることにした。

その間、お店を探すのに一所懸命で
写真を1枚も撮っていませんでした

なので前回(8年前)
バイヨンヌへ行った時の写真
クリスマスの飾りが
この年とは異なっています

中心部から川沿いのお店などなど歩いて探しても、大晦日のこの時間ということで、営業しているお店自体ほとんどなかったし、営業している!と思って入っても、もうラストオーダーは過ぎているとか、この時間は食べ物は出していないとか…断られ続けた。(カフェすら閉店準備中だった…。)

もうこれは、駅に戻って売店で何か買って帰るしかないのかな?と諦めつつ、最後にこの路地に入ってみようと進んだ道に、店内でお客さんがワインを飲んでいるお総菜屋さんのようなお店があった。
そのお店にダメ元で入って、今から食事ができるか聞いたら「大丈夫ですよ」というありがたいお言葉が返ってきた。

ハムとかソーセージとかパテを売っています
.
缶詰やワインもあります

そのお店は、お肉などを売るお店のようなのだけれど、テーブルがあって飲食できるようになっている。
お店には、2家族くらいの団体さんの先客がいて、テーブルは1つ空いていたけれど、椅子は1脚しか空いていなかった。
まぁそれでも食事ができるだけありがたいとテーブルに向かうと、その先客の一人が「もう私達は食事は終えたから」と椅子を譲ってくれた。

簡易の席のような感じですが
ちゃんとテーブルセッティングしてくれます
.
バイヨンヌといえば…ということで
まずは生ハム

もう、これが食べられただけで
このお店に感謝

.
あとは、冷蔵ショーケースに並べられた
タッパに入った作り置きの惣菜を注文
これはソーセージと添え物
(…添え物はなんだったかなぁ、ポテトかカリフラワー?)
温めて出してくれます

もう少しだけ形を整えてくれたら
もっと美味しそうに見えると思うのだけれど
これでは保存容器の形そのもので…

.
これはリゾット
こちらも見た目がアレですが美味しかったです
.
あとは先客の人達が食べていたチーズが
とてもおいしそうだったので
私達も追加で注文
ジャムがついて、これも本当に美味しかったです

ちゃんとしたレストランではないけれど、ワインを飲みながら美味しいものが食べられて大満足だった。

食事が出来たので、一安心。
ちょっとだけ、町を歩いてみることにした。

サント・マリー大聖堂
.

この後、夫が調べてくれてあったチョコレート屋さんの前をちょうど通りかかった。
大晦日のこの時間(18時ちょっと前)でも、まだ営業していた。

バイヨンヌはチョコレートも有名なのだけれど、前回バイヨンヌへ来たのは日曜日で、有名なお店は全てお休みで買うことが出来なかった。
で、今回こそ!と思ってはいたのだけれど、今度は大晦日と元日なので、また無理なんだろうな…と諦めていたのだけれど、意外にも、ギリギリ閉店間際というタイミングで、そのお店に寄ることが出来た。

せっかくなので、お土産を買うだけでなく、自分達が今歩きながら食べる用のチョコレートも購入することにした。

そのお店やチョコレートの写真は撮り忘れました…

チョコレートを食べながら、もう少しグルグル歩いてみた。

時間は18時を過ぎたくらいで、中心街のほうは、ものすごくたくさんの人出だった。
人気のある飲食店は店内に人が入りきれず通りまで人があふれていて、グラス片手どころではなく、通りにワインクーラーを置いて、ボトルでワインを飲む人もたくさんいた。

この通りはメインの通りなので
まだスムーズに歩けるほうです

ここから横に入る道のいくつかは
通り抜けするのも一苦労という感じでした

この辺りを少し歩いて大晦日の夜の賑わいを感じた後、ホテルへと戻った。
ホテルのレストランも、カウントダウンパーティーの準備が進んでいるようだった。

この後私達はパーティーに参加もせず、自分達の部屋でカウントダウンする訳でもなく、当初の計画通りお風呂に入ってすぐに寝てしまうことにした。

大晦日の月と星

こういう大晦日も悪くはないと思えるくらい
歳をとってしまいました…

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