Chengdu 2023
旅日記 Day1 - 01
今回は「パンダ」と「三国志の蜀漢の都」成都を旅する。 まだ防疫対策の影響が残った時期に計画したこともあり、中国の旅行会社を通して日本語ガイドさんと専用車を手配している。 まずは上海から飛行機で成都天府国際空港へ向かう。
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上海から成都までの飛行機 |
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エコノミークラスですが機内食も出ました 卯年なのでウサギの形のデザート |
成都は霧が多く飛行機の遅延が多いそうなのだけれど、今回私達が乗った飛行機は定刻より少し早く成都天府国際空港到着した。
成都には2つ空港があって、この天府国際空港は2021年に開港した新しい空港なのだそう。写真を全く撮っていなかったのだけれど、空港内は新しくきれいだった。
到着ロビーでこの旅のガイドさんと待ち合わせていたのだけれど、ドライバーさんも来てくれていて駐車場まで荷物を運んでくれた。
車に荷物を積んだまま空港から直接この日の観光場所へ向かう。
訪問した時期は中国の連休だったので、町の中心に入っていくにつれて道路は大渋滞になっていった。
目的地周辺では全く車が動かなくなってしまったので、その場で下車して歩いて移動した。目的地に着いてガイドさんがチケットを買いに行ってくれたのだけれど、チケット売り場の周辺もものすごい人出だった。
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とにかくこの旅は人人人…でした |
この旅で最初に見学するのは武侯祠博物館という三国時代の諸葛亮(諸葛孔明)を祀っている祠堂が建つ場所。
諸葛亮の諡(おくりな)が「忠武侯」であるため、諸葛亮を祀った廟は「武侯祠」と呼ばれている。この名の廟は中国各地にあるそうなのだけれど、成都の武侯祠は特に有名な廟の1つなのだそう。
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入口前には「三国聖地」と刻まれた 大きな石が置かれています |
元々はこの地に諸葛亮の主君であった劉備の陵墓と霊廟があったのだけれど、4世紀になってこの場所に諸葛亮を祀る武侯祠が建てられたのだそう。
その後も破壊と再建が繰り返され、明朝の時代にこれらが併合され主君と家臣を一緒に祀る霊廟として整備されたのだそう。
1672年に再建された際に諸葛亮と劉備を祀る祠は別の建物になっている。
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入口の門、大門 ここには「漢昭烈廟」と書かれています 劉備の諡(おくりな)が「昭烈」なので
劉備を祀った廟という意味だそうです |
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これは「明碑」と呼ばれる石碑 明の時代1547年につくられたもの
石碑を支えるのは「亀趺」
この向かい側には「唐碑」という 唐の時代の石碑がありました |
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これは大門の次の門「二門」に掲げられた額 「明良千古」と書かれています
これは明君良臣 千古垂范 「明」劉備と「良」孔明の関係は 「千古」後世まで語り継がれる
というような意味なのだそう明の字は「日」ではなく「目」になっています |
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漢昭烈廟(劉備殿) 見えているのは劉備玄徳像 |
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こちらには「業紹高光」とあります 「高」漢高祖劉邦や「光」光武帝劉秀が
開拓した国を劉備が受け継ぎ発展させた という意味なのだそう |
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劉備玄徳像 蜀漢の初代皇帝 |
ここには関羽と張飛の像の他、蜀漢の文官、武官の像も祀られている。
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関羽像 |
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張飛像 顔が黒いのは武闘派を表現しているのでしょうかね?
確かに強そう |
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こちらは文偉像/1672年建立 ガラスに書かれた説明によると
「雄弁で呉への使者となった際の 受け答えが見事で 孫権から高く評価された人物」なのだそう 三国志に詳しい方には有名な人物なのかな? |
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こちらは文官の像(かな?) |
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そしてこちらが武官でしょうか ガイドさんがこれは何々の功績がある人で
と丁寧に説明してくれたのですが 私の記憶力がアレなもんで… |
漢昭烈廟を見学した後、さらに奥に進む。
→ 次は、武侯祠
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