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 Chengdu 2023

旅日記 Day5 - 02

金沙遺跡博物館の遺跡館へ移動する。

遺跡館へのアプローチにあったオブジェ

遺跡館は金沙遺跡の祭祀跡の発掘現場をそのまま保存して見学できるようにしたもの。発掘の様子や過程などを知ることが出来る。

金沙遺跡博物館の遺跡館
とても広い空間です
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太陽神鳥金箔が発掘された場所
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発掘時の写真も展示されています
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祭祀建築の跡
高台祭祀建築だったと考えられているようです
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地層の説明がありました
@近現代
A明清時代
B唐宋時代
C漢代
D春秋時代
E西周末から春秋初期
F商代末から西周初期
G商代末
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ここまで大規模なものは見たことがなかったので
面白かったです

これで金沙遺跡博物館の見学を終える。
金沙遺跡は前日訪れた三星堆遺跡と同じくらい貴重な発見だということなのだけれど、三星堆博物館に比べると見学している人が少なかった。
考古学上では貴重な発見とはいえ、発掘されたものがちょっと小さいので(とはいえかなり貴重なもののはず)、三星堆で発掘された縦目の仮面とか巨大な青銅の像などインパクトがあるものには負けてしまうのだろうか。
でもそのおかげで前日に比べるとゆったりと見学することが出来た。

出土品の顔がない像が
かわいいキャラクターになっていました
手には太陽神鳥

この後は昼食にする。
もうこれといって食べたいものは思いつかなかったので、簡単に食べられる四川料理のお店をガイドさんに紹介してもらい車でそこに向かってもらった。
初日の夕食を食べに行った「龍抄手」というお店の別の支店だった。
初日にそこに入ったのも有名なお店だとガイドさんに聞いていたからなので、ガイドさん一押しのお店なのかもしれない。

龍抄手
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四川名物など様々な料理がちょっとずつ食べられる
セットメニューがあると
ガイドさんが教えてくれたのでそれを注文

システムが分かりにくかったのですが
ガイドさんが色々手伝ってくれました

これで1人前です
辛い料理が中心でしたが
辛くない点心やデザート系もあったので
私もまぁまぁ食べられました

食後はガイドさんと合流して、この旅最後の予定「人民公園で成都の茶文化を体験」するために車で移動する。

成都の人民公園
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公園内にある茶館「鶴鳴茶社」
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成都名物の公園内の青空茶館です
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最後なのでガイドさんと一緒に3人でお茶にします
私達は多分一番ノーマルな緑茶を注文

ガイドさんは菊の花とクコの実が入ったお茶
(茶葉はないのでお茶とは言わないのかな?)
を飲んでいました

ポットに入ったお湯を持ってきてくれます

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お茶さえ頼めば食べ物類は持ち込み自由

こちらの家族はみかんや団子を食べながら
トランプを楽しんでいるようです

七輪が卓上にありますが
これは持ち込みなのか貸出なのか…

一日中茶館で過ごす人も多いそうです

お茶を早めに切り上げて飛行機の時間までこの近くをブラブラ散歩してもいいですよとガイドさんは言ってくれたのだけれど、もう街歩きは満足していたのでこのままずっとお茶を飲みながら過ごすことにした。

その後時間になったので車で空港まで送ってもらった。
帰りは成都双流国際空港という市街地に近いほうの空港から出発する。
今回のガイドさんもチェックイン手続きなどを手伝ってくれて、セキュリティチェックの場所に入るまでずっと見送ってくれた。
今回もとても親切なガイドさんで良い旅になった。

帰りは中国国際航空の飛行機で、概ね定時で出発となった。

箱に入った機内食が出ました

蓋を開けるとこんな感じ↓

味はともかく
エコノミーで近距離にしては立派なのでは
.
その後無事に上海に到着しました

歴史に疎い私は「成都=パンダ、四川=辛い」というイメージしかなかったのだけれど、超有名遺跡が2つもあったり、三国志でも有名だったり、大きな大仏があったりと、とにかく見所が多く楽しい旅になった。

ちょっとだけ中国の歴史に詳しくなった気がする旅だった(気がするだけです…まだまだ奥深過ぎて浅く狭くも理解できていません…)。

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誤字脱字が多く、長文駄文な旅行記を最後まで読んでくださった皆様
本当にありがとうございます。

よい旅を!

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