Shanghai 2007

旅日記 1日目(2007/04/30)-3

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入国カードや検疫や税関申告など、いろいろな書類を書かなければいけなかったけれど、入国審査自体は、(待ち時間は結構長かったけれど)特に問題なく終わった。

空港は市内中心部から少し離れた所にある。
この間は、バスなどで移動すると60分くらいかかるということだった。

でも、2005年に、空港駅から龍陽路駅という地下鉄の駅まで、リニアモーターカーの運行が始まっていて、それだと7分ちょっとで移動することが出来る。

いつもは空港からタクシーでホテルに向かうことが多いので、タクシーの苦手な私は、いつも「えーっ、他の移動手段はないの〜?」と大ブーイングなのだけれど、今回はリニアで移動すると聞き、珍しくブーイングなしの大賛成。
しかし、夫が「隠していた訳じゃないんだけど・・・」という前置きで、リニアを降りてからは、タクシーに乗らないとホテルへ行けないと言い出すので、結局いつもの「えーっ、他の移動手段はないの〜?」談義になったのだけれど、「地下鉄に乗り換えても、降りてからホテルまで遠いので無理」という夫の説明で、渋々納得することにした。

リニアを降りてからの話は置いておいて、とりあえず、リニアに乗ることで、ホテルにかなり近づくようだし、何より私は隠れ鉄っちゃん気味なので、こういった目新しい乗り物に乗るのはうれしいのだ。(ここにしっかり書いてるんだから『隠れ』てないか・・・。)
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空港の到着ロビーは1階なのだけれど、リニアの駅には2階で連結しているので、「磁浮車站」という案内にしたがって移動する。磁浮というのはリニアのことなのだけれど、仕組み(?)がそのまま漢字になっていて分かりやすい。

リニアの駅は新しい建物だったけれど、やはり中華ムード満点だった。

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改札口から入ると、広い待合スペースがあった。私はずっと、ここがホームだと思っていて、ガラスの柵の向こうに線路があってそこに時間になるとリニアが入って来るのかと思っていたのだけれど、そうではなくて、出発時刻が近づくと、そのガラスの扉が開いて、私が線路だと思っていた部分にあったエスカレーターに乗り、ひとつ下の階へ降りるようになっていた。
待合室や切符売り場などがある階のひとつ下がホームになっているのだ。なんとも贅沢な(というか無駄な?)巨大待合スペースで、ものすご〜く人口密度が低かった。

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