Shanghai 2007

旅日記 2日目(2007/05/01)-02

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この日は、最初に豫園へ行くことにした。
対岸へは、前日に乗った渡し船を利用することにし、ホテルを出て、歩いて船着場へ向かった。
浦東側の船着場は、前日船を降りた場所なので迷うことなく到着することが出来た。
私たちが船に乗ると、すぐに出発し、あっという間に外灘側に到着した。
船着場からは、歩いて豫園に向かうことにした。

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金陵東路の船着場から豫園まではかなり近そうだった。
地図を見ながら歩いて行くと、すぐに豫園周辺らしき場所に到着したのだけれど、入口が分からなかったので、少しこの廻りを歩いてみることにした。
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その途中、広場から郷愁を誘う音楽が聞こえてきたので、覗いてみると、街角社交ダンス愛好会(!?)の人々が、普段着で踊りを踊っていた。
基本的に、男女ペアで踊っていたのだけれど、その中に一人だけ、パートナーなしで踊っているオバサマがいた。
パートナーがいなくても私は練習をしたいんだ!という熱意にあふれているようで、ペアで踊っている人たちよりもずっと真剣で、ものすご〜く感情を込めムーディに踊っていた。
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ノリノリです

真剣に踊るオバサマには申し訳ないけれど、ついつい写真を撮ってしまった。(←悪意をもって見ていた訳ではないです。)

豫園を囲むようにある人民路と中華路という路は、旧上海城の城壁で、この内側(豫園などがある場所)は、上海城内だったそうだ。
そのため、この近辺には古い木造の住宅がたくさん残っていて、高層ビルが建ち並ぶ浦東地区や、古い西洋建築が建ち並ぶ外灘とは全く異なる、中国らしい風景街並みになっていた。

通りには洗濯物がはためき、道端で将棋をする男の人達がいて、リヤカーを引っ張った自転車がチャリンチャリンとベルを鳴らして通り抜けていく。
生活の匂いがぷんぷんして、これぞ中国といった感じの、本当に楽しい路地だった。
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しばらくこの路地をぐるぐると歩いていると、ものすごく賑わったお寺があったので、そこに入ってみることにした。

→ 次は、お寺を見学


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