France 2008

旅日記 8日目(2008/05/03)-03

... シャトレ駅から地下鉄に乗って、今度は9番の地下鉄に乗り換えてJasmin駅で下車した。ここは、ル・コルビュジェ設計の『ラ・ロッシュ邸』の最寄駅になる。
「駅から歩くんだけど、道が分からないだよねー」と怖ろしいことを言っていて、駅を出て少しウロウロしてしまったのだけれど、すぐに『ル・コルビュジェ財団』の案内の看板を発見することが出来た。

看板の案内通り進んでいくと、小さな看板が出た門があって、その門を入って進んでいくと、ラ・ロッシュ邸とジャンヌレ邸が2軒続けて建っている。

ここは現在、コルビュジェ財団本部として利用されていて、ラ・ロッシュ邸は見学可能になっている。扉は閉ざされているので、呼び鈴を鳴らして入場する。

右の建物はジャンヌレ邸、奥がラ・ロッシュ邸
2軒の家でL字型になっている

ラ・ロッシュ邸は、コルビュジェの友人であるラ・ロッシュ氏の絵画コレクションを展示するためのギャラリーのある家として設計されている。

大きく分けると、入ってすぐの吹き抜けのホールを囲むようにキャット・ウォークや階段などが配置されている空間と、湾曲したスロープが特徴的なギャラリー空間からなっている。

.....

たっぷり内部を見学した後、入口に置かれていた資料を見たら、このラ・ロッシュ邸から、それ程離れていない場所に、コルビュジェのアトリエがあるアパルトマンがあると書かれていた。

ラ・ロッシュ邸の係りの人に聞いたら、歩いて30分くらいで着くと言われたので、散歩がてら歩いて行ってみることにした。

■ラ・ロッシュ+ジャンヌレ邸
10,square du Docteur Blanche

地下鉄9番線のJasmin駅が最寄り駅です。
駅を出た所にコルビュジェ財団の案内看板があります。

通りに面して門があり、そこからは建物が見えにくいので、少し分かりにくくなっていますが、門のところに小さな案内が出ています。
門を入ると、手前にジャンヌレ邸(コルビュジェの実兄の家)、奥にラ・ロッシュ邸があります。

ラ・ロッシュ邸は見学可能です。
ジャンヌレ邸は、財団の事務所の他、図書館として利用されていて、図書館のほうは予約をすれば見学可能だそうです。
詳しくは、財団のWebサイトで確認してください。

ル・コルビュジェ財団Webサイト
http://www.fondationlecorbusier.fr/

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