Sicilia 2008

旅日記 3日目(2007/12/29)-08

... カタコンベから私たちの泊まるホテルまでは、かなり距離があるので、タクシーで戻ることにした。
カタコンベは有名観光名所だと思うのだけれど、近くにタクシーが待機しているような場所は見当たらなかったので、大きな通りまで出てみることした。
でも、それまで流しのタクシーを一台も見かけていなかったので、若干不安になりつつ歩いていると、少し先にホテルの看板が見えたので、そこまで行けばど
うにかなるだろうと、そのホテルを目指して歩くと、そのホテルの手前にスーパーマーケットがあったので、タクシーに乗る前に、水とホテルに戻って食べる用のチョコレートを購入した。

買い物を終え、そのスーパーから出てホテルのほうに行こうとしたら、ちょうど前からタクシーがこっちに向かって来るのが見えた。
空車のようだったので、これを逃してはいけないと、ものすごいオーバーアクションでタクシーに向かって手を振ったら、気付いてもらえて停まってくれた。
私たちでも、こんなラッキーなこともあるのだ。

タクシーで無事、ホテルに戻り、「チェックインの手続きは済ませてあるけど、部屋番号はまだ分らない」と説明すると、何か書類をチェックした後、鍵を手渡してくれた。
荷物も預けてあるんだけれど、と私が言おうとすると、夫が「このクラスのホテルなんだから、荷物は部屋に持っていってくれてあるよ」というので、そのまま部屋へ向かうと、夫の言う通り、ちゃんと部屋の荷物を置く台に私たちのスーツケースを載せてくれてあった。

... ...

Deluxe Room Sea View 

バスルーム

スーパーで買ったチョコ

部屋は、台形に近い変形の四角形をしていて広かった。
でも、ライティングデスクに椅子が1つある他は、ソファーが1つあるだけで、空きスペースが多いといった印象だった。部屋が広いということでもあるのだけれど、天井も高いこともあり、どことなく寒々しい感じもした。タオルミーナと違いリゾートではないので、部屋でくつろぐというコンセプトで内装をしていないのかもしれない。

でも、外に出てくつろぐというような大きさではないけれど、小さなバルコニーもついていて、海を見渡すことが出来たり、バスルームには、ジャグジー付きのバスタブがあるなど、やはり5つ星なんだなという部屋だった。

この後は、夕飯を食べに行きがてらオルティジア島内を見学する予定だということだったので、6時くらいまで1時間くらい(昨日の反省で、眠ってしまわないように気をつけながら)ゴロゴロすることにした。

→ 次は夜の部


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