Sicilia 2008

旅日記 9日目(2008/01/04)-05

... この後は、シチリア旅行最後の食事。
パレルモに着いた日に、混んでいて入ることができなかったお店に再チャレンジしてみることにした。
正確には再々々チャレンジ、パレルモ初日のお昼にそのお店を発見したのだけれど、その翌日以降、2回お店の前まで行ってみたのだけれど、2回ともシャッターが閉まっていたのだ。
もしかしたら、冬期休業に入ってしまったのかも…と
思いつつも、とりあえず最後のチャンスなので、そのお店があるヴィッチリア市場方面へと向かった。

ヴィッチリア市場を抜けて、そのお店がある通りまで来て見ると、そのレストランの入っている建物には、修繕工事のためか足場が組まれていた。
今まで、こんな存在感のある足場に気付かなかったというのはないような気がするので、もしかしたら、今日、組まれたてホヤホヤの足場なのかもしれない。(昨夜はなかったと思うのだけれど…夜だから気がつかなかったのかなぁ。)

ということは、この修繕工事のための休業?これはいよいよ、最終日までダメだったな…と、一瞬がっかりしたのだけれど、よく見ると、足場の間にあるお店のシャッターが開いていて、レストランは営業中だった。

ヴィッチリア市場

店内は、程々に混んではいたけど、まだ空席があったので、無事、初日から狙っていたお店で食事が出来ることになった。
これで、味はどうであれ、シチリアでやり残したことはない!と夫は豪語していた。(←ホントだろうか?私が知る限りでもやり残していることはあるような・・・。)

私は、昨夜の乗り物酔いの後遺症か、これから飛行機に乗ることに起因するいつもの憂鬱のせいか、あまり食欲はなく、ワインもすすまなかったのだけれど、夫は絶好調で、『やり遂げた感』を全身から発信していた。
お料理を注文する際、「私はあまり食べられないから少なめにしたら」と言ったのだけれど、夫は迷わず、いつものようにシチリア名物の前菜のブッフェの他、イワシのブカティーニとアスパラと海老のリゾットを注文し、山のように前菜ブッフェを盛り付けて戻ってきた。(本人は、これでも少なめにした、と言っていたけれど。)
.

...

このお店は、今までパレルモで行ったお店の中では、一番多いのではないか?というくらい、フロアに店員さんが出ていたのだけれど、みなキビキビと