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France+Spain 2009

旅日記 5日目(2008/12/30)-01

5日目。
朝ブルゴスを発って、1つの町に寄って観光してから次の宿泊地へと移動する。

まずはホテルで朝食を頂く。
昨日昼食を食べたレストランではなくホテルの建物内の1階(フロントのひとつ上の階)にあるレストランでブッフェの朝食だった。
朝早い時間だったけれど、私達の他に西洋人のご夫婦が1組会場にいた。

朝食会場

朝食のブッフェ会場には温かい料理を保温する容器があったけれど、その中にはお料理は入っていなかった。

ということでハムとチーズ

私達が食事を終える頃にやっとベーコンやスクランブルエッグといった温かい料理が運ばれてきていた。(スペインやイタリアのホテルでは、その星の数に関わらず結構ある気がする。私達が泊まったことのあるホテルだけかもしれませんが。)

朝食後はチェックアウトをする。
タクシーを呼んでもらったのだけれど、タクシーはホテルの横の道に来るからといって、フロントから1階に上がって2台あるうちの1台のエレベーターの中を通り抜けて妻側にある通用口のような扉から外へ出るよう案内してくれた。

このホテルにチェックインする際は、サンタ・マリア広場側でタクシーを降り階段がある上り坂をスーツケースを持ち上げて歩いて上がっていた。
帰りは下りになるとはいえそのルートではなく、ホテルの真横に来てもらえて、しかもエレベーターで上がることが出来て楽だった。

8時は過ぎていたけれどホテルの外はまだ真っ暗で、みぞれのようなものが降っていた。

ホテルの横の通り
まだ真っ暗です

ここからタクシーでブルゴス駅へ向かった。

Burgos Rosa de Lima駅
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この日の宿泊地はサラマンカという町なのだけれど、その途中にバリャドリッドという町へ寄って観光することにしていた。

列車内
道中、雪が積もっている様子も見えました
標高の高い所を通っていたのかも

ブルゴスからは1時間20分程でバリャドリッドに到着した。
バリャドリッドはちょうど雨がやんだ所といった感じだった。

ブルゴスから乗ってきた列車
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バリャドリッド駅

バリャドリッドを観光する前にスーツケースを預けないといけない。
しかしバリャドリッド駅にはロッカーが見当たらず、駅のインフォメーションの人に聞くと、今は多くの駅でセキュリティ上の問題からロッカーがなくなっているとのことだった(2008年末時点)。
その人が近くにあるバスターミナルなら荷物預り所があると思うと言っていたので、とりあえず荷物は私が駅でみていて、夫が歩いてバスターミナルへ行って確認することにした。

私が駅の公衆電話で実家に電話するなどしていると、夫が戻ってきてバスターミナルには荷物預り所があったというので(2008年末時点)、時間節約のため駅前からタクシーでバスターミナルに移動し、そこで荷物を預けた。
ここからまたタクシーで町中にある大聖堂へ向かった。

バリャドリッドの大聖堂
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バリャドリッドの大聖堂は16世紀末に建設が始まっている。
その当時バリャドリッドはスペイン王国の事実上の首都となっていたため、設計段階ではヨーロッパで最大の教会になる計画だったのだそう。
しかし資金不足などの理由により設計の半分以下しか建設されず未完のままとなっていた。
その後18世紀になって新たな計画でファサードが完成している。

大聖堂の主祭壇

大聖堂を見学した後は、もう一つ有名な教会があるのでそちらへ向かう。

これは大聖堂の向かいに建つ教会
サンタ・マリア・ラ・アンティグア教会
こちらもとても歴史がある教会のようですが
現在の外観は20世紀に入ってすぐに
再建されたもののようです

その後向かったのがガイドブックに「バリャドリッドを代表する建造物」と記されているサン・パブロ教会。
そのファサードが見事なのだそう。

そのサン・パブロ教会のファサード
思いっきり修復工事中で
足場に覆われていました
残念

今までも鐘楼の片側だけ工事中などといったことがあったけれど、ファサード全体が覆われているというのはなかなかない経験でビックリ。

でも観光客のことを考えてのことなのか、事前に予約をしていたら、この足場を歩くことが出来たようだった。
私達の場合もし事前に知っていたとしても予約したかどうかは微妙だけれど(怖そうなので…)、なかなか面白い企画だと思う。

この教会のファサードはイサベル様式だったのだけれど、この教会に向かって右の通りを進むと、教会に比べると規模は小さいけれど同じくイサベル様式の建物が建っている。かつて神学校だったものだ。

イサベル様式の繊細な装飾
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この建物は私達が訪れた当時は国立彫刻博物館の本部だったらしい。
その後改装が行われ、翌年からは彫刻博物館の本館になり展示も行われるようになったらしい。
残念ながら当時は内部には入れなかったのでファサードだけを見学した。

この後は、この向かいに建っている建物を見学する。
そこが当時の国立彫刻博物館の本館だった。

その中庭の床の装飾
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展示されていたキリストの降誕のシーンの置物
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とても大規模な展示です
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この写真しか撮っていないのだけれど
他は撮影不可だったのだろうか?
それかこれにめちゃめちゃ惹かれたのか?

博物館を見学した後は、町中のカフェで少し休憩する。

→ 次は、カフェを探します

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