Europe 2010旅日記 1日目(2010/04/28)-01今回の旅は、ずっと夫が行きたがっていた北欧へ行くことにしたけれど、やはりこの時期はまだまだ寒そうなので、北欧は1都市限定、他は寒くなさそうな場所にするとお互い歩み寄って行程を組み立てることになった。
初北欧かつ短期間という条件で夫に選ばれた都市がコペンハーゲンだった。
しかし出発が近づいた4月中旬に、アイスランドの火山が噴火しヨーロッパ各地の空港が閉鎖されるという騒動が起こってしまった。 そしてその後徐々に飛行機も運航が再開され、決断しようと決めていた日曜日には空港も落ち着いてきたというニュースをみるようになった。
こうして成田空港へ向かったのだけれど、私たちが乗る予定のパリ行きの飛行機は噴火とは関係ない理由で出発が1時間も遅れてしまった。 しかし、12時間近い飛行時間なのだからその間に1時間程度の遅れなら取り戻してくれるだろうと応援(?)していたのだけれど(確かに今まではそういうことが多かったのだけれど)、応援の甲斐もなくパリ到着もほぼ1時間遅れで、乗り継ぎ時間は40分弱くらいになってしまった。 飛行機のチケットは通しで買ってあったので、乗り継ぐ飛行機のチェックインは日本で済んでいたけれど、パリで入国審査をしなければならない。
飛行機を降りたところに出発が近い乗り継ぎ便のゲート番号が掲示されていて、コペンハーゲンは78番となっていた(と記憶していた…)。 それを確認した後は、あのシャルル・ド・ゴール1の長〜い動く歩道を猛ダッシュして入国審査を済ませ、78番ゲートへ向かおうとしたのだけれど、どうしてもそのゲート番号を見つけることができなかった。
飛行機を降りたところには58番と書いてあったものを走っている間に78番と思い込んでしまったのか、掲示した後にゲートが変更になったのかわからないけれど(多分私たちの記憶違い…焦っていないときでもよくあるので…)、これで数分時間をロスしてしまった。
こうして私たちは猛ダッシュして間に合ったけれど、預けた荷物は間に合わないかもしれないねとは話していたのだけれど、たまに『お客様の荷物がまだ届かないので』という理由で出発が遅れることがあるので、搭乗したお客さんの荷物はちゃんと載せてから飛ぶものなのかもしれないとも思っていた。
コペンハーゲンの空港はデザインも北欧っぽくてさすがだねーなんて話していたけれど、やはり荷物のことが気になり写真もほとんど撮らずターンテーブルに向かった。 係りの人に「荷物が出てきませんでした…」と伝えると、『Arrival Service』というカウンターで手続きをするのだと教えてくれた。 このカウンターには行列ができていて結構待たされた(荷物がなくなる人って結構いるんですね。壊れたって訴えていた人もいたけど…)。
で、またカウンターに戻り(カウンターから一番遠いレーンでした)、8番にもありませんでしたと伝えたら、ちょっと待っていてと言われ、またかなり待たされたあと、やっと手続きに入った。 ここでは、コペンハーゲンでの滞在ホテルや日本の自宅の住所を書き、スーツケースの大きさとか色とかメーカー、鍵の有無、名札の有無、タバコや酒は入っていないか(これは関税の関係?)、などの項目を質問され、やっと手続きが終わった。 懐かしの『overnight kit』。
その後、到着ロビーに出て空港内のインフォメーションで72時間のコペンハーゲンカードを購入した。 初めての経験で精神的にも肉体的にも疲れきっていたけれど、おなかもすいていたので、空港のターミナル内にあったバーガーキングで夕食にすることにした。
食後は、先ほど買ったチケットを使って列車でホテルに向かった。 今回コペンハーゲンで泊まるのは、中央駅のすぐ近くに建つアルネ・ヤコブセンが建物や照明・家具などすべてをデザインしたラディソン ブル ロイヤルというホテル。(ホテル名は微妙に変わっていて、ラディソンSASだった時があり、私たちが泊まった時はBLUで、その後Collectionになっているようです。また変わるかも…。ラディソンホテルは世界各国各地にありますので予約の際はお間違えなく…って、私たちがラディソンホテルに泊まる際、間違えて違う国のホテルを予約しそうになったことがあるので…。) ちなみに、このホテルにはヤコブセンのデザインしたものがすべてが残っている部屋もあるのだけれど、その部屋の予約は取れなかった。
そんなこんなでホテルに到着したのはコペンハーゲンの空港に到着してから結構時間が経ってからだったので(荷物を待ったり、手続きしたり、食事したり、と時間がかかったので)もしや荷物が次の便で届き、私たちより先にホテルに届いているかもなんてかすかに期待していたのだけれどやはり届いていなかった。
この後は荷物もなくてやることもないので、すぐにお風呂に入って寝ることにした。 しかし前回も今回もスターアライアンスのovernight kitなので中身はほぼ一緒だったのだけれど、これには下着の「パンツ」が入っていない。 とりあえず、洗濯洗剤はあるのでパンツを洗えば明日さわやかなものを履けるけど(乾くかどうかは別にして)、一晩ノーパン寝ることになってしまう。
ということで、人生初ロスバケで、夫婦そろってペラペラに薄っい白Tシャツとパンツで寝ることに。 |