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 Europe 2010

旅日記 2日目(2010/04/29)-02

次は、Emdrupという駅でエストーを下車した。
駅でどちらから出たらいいのか確認しようと地図を見たら、すぐに声をかけてくれた人がいたので、教会の写真を見せたら出口を教えてくれた。
少し歩いた所でまた地図を見ようと立ち止まると、間髪入れずまた声をかけてくれる人がいた。デンマークの人はとても親切だ。
みんなのおかげで無事教会にたどり着いた。

今回見学するのはグルントヴィークス教会(Grundtvigs Kirke)。

とても印象的な外観
パイプオルガンのようにも見える
.

教会の入口に向かうと、入口の前にいた人にお葬式が執り行われているので30分くらい待ってと言われたので、先に外観を見学しつつ待っていると、参列した人達が教会の外に出てきたので、もう少し待ってから教会内に入った。

とても厳かで光が美しい空間
.

教会を見学した後は、スーツケースのことが気になって落ち着かないので一度ホテルに戻ることにした。
教会の近くからバスに乗ってホテルへ戻った。(途中、ジュースとお菓子を買ったのだけれど、これがこの日のお昼ごはんになってしまった…。)

しかしホテル戻ってもまだスーツケースは届いていなかった。
部屋に戻り、昨日もらった『baggage report』に記載されている番号に電話をしてみたのだけれど、「電話が混み合っているので、お急ぎの方はWebで」という案内が流れるだけでつながらなかった。

ホテルの部屋(写真は再掲)
2泊目だけれどベッドの足元の布までセットしてくれていました

この頃、私たちは旅行中に自分たちの端末でインターネットをしたことがなかったので、ホテルのコンシェルジュに頼んでみることにしロビー階へ向かった。

コンシェルジュの人も最初は電話をしてみてくれたのだけれど、やはり同じ案内が流れるだけだったので、ネットで確認してくれたのだけれど、私たちの荷物はまだそのWebサイトに登録されていないということだった。

そのコンシェルジュの人によると、空港はまだまだ噴火の影響で混乱しているようなので、待っていたら荷物が届くまで何日もかかるかもしれないので、自分たちで空港に行って探したほうがいいと思うということだった。

幸い、コペンハーゲンの空港は中央駅からエストー(近郊線)で15分弱の距離だし、ホテルは中央駅前に建っているので移動が苦になる程ではない。
この後もスーツケースのことを気にして過ごすのも嫌だし(着替えたいし)、何より明後日にはコペンハーゲンを発ってスペインへ移動するので、とりあえず空港へ行ってみることにした。

ホテルの低層部

中央駅からエストーに乗り空港駅へ行き、空港のインフォメーションで、昨日ロスバケした荷物が届いているか確認したいというと、その前にある電話でアライバルサービスに電話するよう教えてくれた。

アライバルサービスに電話がつながり、荷物の番号を伝え確認してもらったのだけれど、やはりまだ届いていないと言われた。
自分たちで中で確認したいとお願いすると電話の前で待つように言われ、係りの人が迎えに来てくれて、その人に連れられて到着ロビーから荷物受取所まで逆走していく。

荷物受取所に着くと、倉庫のような場所に案内してくれて、中で自分たちで探してみてと言われた。
そこはとても大きな部屋でたくさんのラックが置かれていて、ぎっしりとスーツケースが置かれていた。
スーツケースは色ごとにまとめられてラックに納められていたのだけれど、その数は黒のソフトケースだけでも100個以上あるようだった。
こんなにもたくさんの荷物が持ち主に届いていないなんて。噴火の影響で一時的に多かったのか、いつもなのか。本当に驚きの光景だった。

幸い私たちのスーツケースは黒のソフトケースではなかったので、その色の棚に置いてあったスーツケースの数は数十といった感じだったので、すぐにそこにはないと確認することができた。
黒のソフトケースだと、パッと見ただけでは判別できないと思うので、ものすごく時間がかかったと思う。(こういう状況に備え目立つ印は必須ですね。)

話が長くなったのでエストーの車内の写真…

自分たちの荷物がなかったことと、あまりにたくさんのスーツケースがあったことで、ちょっと放心状態になったまま倉庫から出ると、先ほどの係りの人が来てくれてコンピューターで色々調べてくれた。
今朝までパリの空港に荷物があったという登録はあるということだったので、少し前に到着したパリからの便の荷物が出ていた8番のレーンを確認してみようと一緒に8番レーンに向かってくれた。(昨晩も確認するように言われた8番レーン。)

しかし8番レーンは既に止まっていて昨晩と同じ眺めだったのだけれど、よく見ると受け取り手がいなかった荷物がターンテーブルから降ろされてまとめて置いてあったのだけれど、そこに見慣れた私たちの荷物があった。(いや、見慣れてはいなかった。実はこの旅行の前にスーツケースを買い替えていて、この旅で初めて使用していたのだった…。)

係りの人に飛びつく勢いで「ありました!」といい、8番レーンのスーツケースに駆け寄り感動の再会(!?)。
念のため荷物の番号などを確認した後、貴重な時間を費やしてもらった係りの人に何度もお礼を言って、スーツケースとともに空港を後にしホテルへ戻ることにした。

三度ホテル

結局、荷物はちゃんとコペンハーゲンまで届いていたのだから待っていたら今日中にホテルに届いたのかもしれないけれど、そういう荷物が山のようにあって、ホテルまで届けるという手続きにも時間がかかって、まだ数日かかったかもしれないので、とりあえず自分たちで探しにいってよかった。

そうアドバイスしてくれたホテルのコンシェルジュと空港で応対してくれた係りの人には本当に感謝だ。

先ほどのコンシェルジュの人がいたので
荷物が見つかったとお礼を伝えて部屋へ戻りました

せっかく荷物が戻ってきたので、『飛行機搭乗用ラクラク服』から、普通の観光用の服に着替えた後、再度ケンチク見学に出かける。

→ 次は、ヤコブセン

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