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Italy 2010

旅日記 3日目(2009/12/27)-01

3日目。
まずはホテルで朝食を頂く。

朝食開始時間の7時きっかりに会場へ行ったら
まだ準備が整っていませんでした

本来ホットブッフェですが
まだ温かい料理はでていませんでした

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朝食会場
全開の窓は屋内に面しています

食後は歩いてパドヴァ駅へ向かう。
この日は日帰りでヴェネツィアへ行く。

夫と二人でヴェネツィアへ行くのはこれで2度目。
前回はヴェネツィアに宿泊したけれど、カーニバルの真っ只中だったこともありホテルの料金は高かったし、何より予約に苦労した。
ということで、今回は近郊の町に滞在しそこから日帰りで行くことにしたのだ。

町中に置かれたベンチ
この形は…もしや
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やはりザハ・ハディドのデザインでした
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ここに来るまで知らなかったのですが
ちょうどこの期間
ラジョーネ宮でザハの展覧会が開催されていたのです
展示は後日見学します

とりあえず、この日は駅へ直行

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パドヴァ駅に到着
歩いて20分くらいでした
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気温3度…
そこまで寒く感じなかったけれど正確なのかな?

駅の自販機で切符を購入した。
トレニタリアの自販機を利用するのは初めてで恐る恐る操作していると、後ろに並んでいた男性が教えてくれた。
もしかしたらこれがカード番号などを盗む怪しい人なのかと思って不安になっていたけれど、そんなに変な人ではなかった。(自分の分の切符も買ってくれる?とは言っていたけれど。多分それは冗談で親切な人だったのだと思う。というか早くして欲しかっただけ?)

パドヴァ駅から普通列車を利用する。
ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅までは普通列車でも45分くらいで到着する。

乗ろうと予定していた列車の発車時刻までかなりあったのだけれど、1本前の列車が30分以上遅れていて、ちょうどその列車に乗ることが出来た。

ちょっとレトロな車内

この列車に乗車中、近くの座席に座っていた西洋人の女性に「トイレに行くので荷物を見ていてくれる?」と声をかけられた。
女性が戻ってきてから少し話をしたのだけれど、女性はロシアのウラジオストク出身だということだった。イタリアでロシアと日本の人が出会うなんて面白いわねと話していた。しかもウラジオストクというとロシアでもかなり東で日本に近く、東アジアの人に感じるのと同じような親近感を感じた。

その女性もヴェネツィアへ行くということっだったのだけれど、「ヴェネツィアはアクア・アルタで大変だ」というようなことを言っていた。
私たちはそんなことになっているなんて全く知らなかったので驚いて「それって今日もですか?」と聞くと、「もう引いてきていると思うけれど、実際にどうなっているかは行ってみないと分からない…」ということだった。

そんなことを話しているうちに、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着した。
別れ際、私が唯一知っているロシア語「スパシーバ」というと喜んでくれた。(何かロシア語1つくらい知っていた気がするけど…と一生懸命考えて出てきた単語。なじみのない言語なので、これしか知らなかった。)

ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅
前方に作業着の人たちがいました
ゴースト バスターズならぬアクアアルタ バスターズ?

駅前は特に浸水している様子はなくて大丈夫そうだった。

駅前のチケット売り場でヴァポレットの12時間券を購入した。(この後、12時間券は廃止になったようです。)

最初に、駅の近くの大運河に架かるコスティトゥツィオーネ橋を見学する。
この橋はサンティアゴ・カラトラヴァの設計。

コスティトゥツィオーネ橋
ローマ広場へアクセスできます
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とても美しい
だけど相変わらずトラブルが多いらしい…
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橋を見た後は、歩いてヴェネツィア建築大学へ向かう。

ヴェネツィア建築大学正門
カルロ・スカルパ設計
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門を入ってすぐの庭に池のようなものがあります
これもスカルパの設計
水は張られていませんでした
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庭までしか入れませんでした
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この後は、ヴァポレット乗り場へ移動する。

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顔型の取っ手
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迷いながらも乗り場にたどり着けたので、先ほど購入したチケットでヴァポレットに乗船する。

→ 次は、美術館

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