Italy 2010旅日記 5日目(2009/12/29)-03列車の時刻まで、あとちょっとだけ時間があったので(美術館を見学するはずだったので)、この辺りを少しブラブラする。
時間になったのでヴァポレットに乗って駅に戻る。 駅に預けてあったスーツケースを受け取って料金を支払った後、ボローニャ行きのユーロスターに乗る。
ヴェネツィアからボローニャまではES(ユーロスター)で2時間くらい。 ヴェネツィアは始発だったのか私たちが乗車した時はガラガラで荷物置き場にスーツケースを置けたけれど、途中駅からほぼ満席になっていた。
ボローニャ中央駅で下車するため荷物置き場へ行くと、私たちのスーツケースの上に他の人の荷物がパズルのように積み重ねて置かれていて取り出すのが大変だった。 駅からタクシーでホテルに向かう。 ボローニャで泊まるのは、アルベルゴ アル カペロ ロッソという4つ星ホテル。
ボローニャは今回で2度目なのだけれど1泊しかしない。
前回ボローニャに来たのはほぼ10年前。 10年前の訪問時に食べて美味しいと思った料理が今回もメニューにあったので、それらを中心に注文してみた。
サラダはバルサミコ酢とオリーブオイルなどを自分でかけるタイプなので、普通に美味しかった。 「モルタデッラ」という名を意識して食べたのは、10年前のこのお店が初めてだったと思う。
ボロネーゼも前回は「さすが本場」と感動して食べたと思うのだけれど、こちらも今回は感動する程ではなかった。 期待が大き過ぎたというのもあるし、10年前は日本でも今ほどイタリア料理を食べていなかったし、まだヨーロッパには数回しか行ったことがなかったので、イタリアで本場の料理を食べるという状況に酔っていて、実際より美味しく感じていたのかもしれない。 しかし、旅で食べるものが5割増しで美味しく感じるのはとても素晴らしくて幸せなことだと思うので、私たちはこの10年で大事な何かを失ったのかもしれない。(そして、さらに10年経った今ではパスタを2品食べられる丈夫な胃も失いつつある。哀しい…。)
味のほうは大満足とまではいかなかったけれど、これはこれで面白くて良い夕食になった。 食後は歩いてホテルに戻った。 |