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 Spain 2011

旅日記 4日目(2010/12/26)-02

今回、初バレンシアなのでパエリアを食べようと思い(パエリアはバレンシア地方発祥)ガイドブックにも載っているという有名店へ行ってみることにした。

スペイン語ではエスカベッチェ
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フォアグラ
これは美味しかったです
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肉料理かな…なんだろう?
とにかく、パエリアを食べにきたのに
他の料理を頼み過ぎた…かも
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そしてパエリア
パエリアというとシーフードをイメージしがちだけれど
バレンシア風はウサギ肉や鶏肉などの肉類と
インゲンなどの山の幸が使われたものなのだそう
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頼み過ぎ…と思いましたが結構食べました
おこげが美味しかったです

食後は、バレンシア名物の「オルチャータ」という飲み物を飲みに専門店へ行ってみる。

その途中、通りかかった教会
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専門店の総称はオルチャテリア
バレンシアやその周辺の町にはたくさんあるのだそうです
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基本的に夏の飲みもののようですが
専門店なので真冬でも飲めます

一般的にキハマスゲの地下茎を絞ったものが原料とのこと
キハマスゲって聞いてもイメージできませんでしたが
青っぽい味がしました
これにハチミツなどで甘みを加えているので
甘くて、冷たくて、青臭い飲み物でした…

この後はカラトラバの建物を見に行く前に、もう一つだけ別の建物を見学する。

美術館
日本人建築家が増改築している説があって行ったのだけれど
ちょっとよくわかりませんでした
案だけで終わっているのかも…
とりあえず、美術館自体は日曜日なので入場無料でした

この後はタクシーに乗って、カラトラバの建物が建ち並ぶ「芸術・科学都市」へ向かった。

ここは芸術・科学を学ぶための複数の施設が建つエリアで、建物の設計はスペインの建築家サンティアゴ・カラトラバが主導している。
映画やCMなどのロケ地となっているため、この特徴的な建物を何かで見たことがあるという人も多いかもしれない。

これは博物館
いかにもカラトラバな造形
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博物館の先はIMAXシアターなどが入る建物
その奥の大きな建物はソフィア王妃芸術宮殿という
オペラハウスや劇場が入った建物

博物館と水族館の共通券があったのでそれを購入した。

敷地の全体図
(2010年年末時点)

上の案内図で建物の上側に青緑で表記されている部分は公園になっているのだけれど、ここは治水事業で川の付け替えが行われ、付け替え前に川だった部分が整備されている。この芸術・科学都市もその治水事業でできた土地に計画されたものなのだそう。

この川の付け替えに伴って整備された公園は、私たちが泊まっているホテルの近くまでずっと続いている。
前日、そこに架かるカラトラバがデザインした橋を渡っていたのだけれど、その公園がここまで続いているのだ。

日が暮れる前に、まず水族館を見学することにした。
水族館は博物館に向かって右側に建っている。

博物館の右隣には橋
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これは、博物館と水族館の間の建物 アゴラ
建物のインパクトが大きいので
クリスマスツリーが貧弱に見える
実際は結構立派なツリーでしたが…

水族館の建物はカラトラバではなく、別の建築家が設計している。

水族館のエントランス
確かにテイストが違う気もする
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水族館の内部
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内部は普通に水族館

屋外の展示スペースも多いので、そちらに出てみる。

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こう見ると、先程のアゴラという建物が
結構大きいというのが分かる

水族館を(ザッと)見学した後は、博物館方面へ戻る。

→ 次も、まだまだカラトラバ

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