Italy 2014
旅日記 8日目(2014/05/02)-03
MUSEというのは、レンゾ・ピアノが設計したサイエンス・ミュージアムのこと。
線路沿いにあるはずなのだけれど、思いっきり道に迷い、何度も人に尋ねながら、かなりグルグルしてから到着した。(幸い最新スポットなので、皆が知っていた。…いつもマイナーな美術館ばかり行くので、地元の人でも「何それ?」ってことが多いのだけれど…。)
博物館に到着して、さてチケットを買おうと思ったのだけれど、チケット購入の列がものすご〜い長さだった。
普段だったら諦めるくらいの長さだったのだけれど、トレントにはこれを見るためだけに来ているので諦める訳にもいかないので、私が列に並び、その間夫は外周をじっくり見ておくという作戦でいくことにした。
こんなに長蛇の列というのは、毎日という訳ではなく、この日は小学生の遠足のような団体さんがたくさん入場していたから(入場規制が行われていたとか?)で、たまたまだったのかもしれない。
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最初に外からみた 熱帯植物園のような場所でした |
博物館は展示も美しく面白かった。 建築好きって感じの人も確かに多かったけれど、サイエンス・ミュージアムとして展示内容も充実していた。
博物館を出ると雨が降り始めてしまっていた。 トレントでは博物館しか見ていないけれど、このまま駅に向かってヴェローナへ戻る。
最後にもう一度 共同住宅や商業棟 |
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ヴェローナに到着すると、幸い雨がやんでいたので、この旅初めて、ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅から歩いてホテルへ向かってみることにした。
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ヌオーヴァ門 市街への入口として1540年に設けられたもの |
ヌオーヴァ門を過ぎ、ポルタ・ヌオーヴァ通りという大通りを進み、ブラの大門の手前の路地に入った所にあるスーパーに寄って買い物をした。
その後、昨日のような軽く一杯飲みながらつまめるお店に寄りたいということで、前日散歩した際にチェックしていたワインショップをのぞいてみると、ワインを売っているだけでなく、テーブル席に座って、飲みながら軽く食事も出来そうだったので、寄ってみることにした。
お店はブラの大門の手前、ポルタ・ヌオーヴァ通り沿いの角地にある。
イタリア国内に数店舗展開している「signorvino」という名前のイタリアワインのお店。
お店はとても混んでいて、カウンター前で立ち飲みをしているお客さんもたくさんいたのだけれど、ちょうどタイミングよくテーブル席に着くことが出来た。(軽く飲みたいけど、立飲みはちょっとねぇ…という疲労度だったので。)
このお店はワイン屋さんなので、グラスで飲むことが出来るワインの種類も多く、グラスワインは3.5ユーロくらいからある。
そして1杯目のワインには盛り合わせのお通しが付いてくる。このお通しについて、お通し代のような料金はかかっていなくてワイン代のみだった。
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最初は紅白のスパークリングワイン 手前はお通し なかなか立派です |
この日はやり遂げた感もあったし、今の気分にあった良いお店に入ることができ上機嫌だったので、このお通しだけではなく、もう少しだけ食べることにし、トマトのブルスケッタのようなものを注文し、ワインをもう1杯ずつ追加した。
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追加で頼んだブルスケッタのようなもの (名前は失念)
のっているのは アルタムラ産トマトとバジル (と、レシートに書いてありました) |
合計4杯ワインを飲んで、上のトマトのブルスケッタのようなもの(5ユーロ)を頼んで19ユーロ。(もっとも安い3.5ユーロのワインしか飲んでなかったので。)
ちゃんとした食事をしたい人には不向きなのかもしれないけれど(一応品数は少ないけれどお肉料理などもあるようだけれど)、軽く飲みたいという人には良いお店だと思う。
最近、旅行中にしっかりした夕飯は取れない胃弱気味なわれわれには、とても向いているお店だった。
ご機嫌になり、ブラの大門を入った所にあるジェラート屋さんでアイスを買って、それを食べながらホテルへ戻った。
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ブラ広場にはマラソンのゴールが設営されてました
世界各地で同時開催される大会のようです |
→ 次は、9日目
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