Italy 2014
旅日記 9日目(2014/05/03)-02
昼食は、夫が事前に調べてあったこの地方の郷土料理が食べられる『Ponte delle Bele』というレストランへ行くことにした。
12時を少し過ぎたばかりだったので、私たちが1番客だった。
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ということで、店内もパチリ |
ヴィチェンツァで食べたいと思っていたのは「アジアゴチーズ」。
旅行の前に見たテレビ番組で、このチーズが出てきて、訪れる予定だったヴィチェンツァの近くのアジアゴという小さな村で作られるチーズだと知り、是非旅行中に食べてみたいと思っていたのだ。
メニューを見ると、前菜にホワイトアスパラ+アジアゴチーズという、この旅で食べたい二大食材の組み合わせで載っていたので、迷うことなくそれを注文することにした。
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ホワイトアスパラとアジアゴチーズ 予想と違い焼いてあって とろけてました |
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これはプリモで頼んだ ビゴリ ソースは仔牛のラグー だったかな |
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これはセコンドのタラのクリーム煮 ポレンタ添え
ヴィチェンツァの名物料理です ポレンタというと ピューレ状のものをイメージするけれど この地方ではこの左のような 固形(?)ポレンタも多いそう |
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デザート |
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カフェラテ |
飲物は白ワインのカラフェを頼んだのだけれど、早々に飲み終わり、夫は上機嫌で赤ワインのグラスも追加していた。
私も目的だったアジアゴチーズを食べることができ、それが美味しくて大満足だった。 その他の料理も、なかなかおいしく、気持ちよく食事を終えた。
前菜、プリモ、セコンド、デザートと全て1品ずつ、コーヒーだけ2杯、飲物はワインの他にミネラルウオーターを頼み、トータルで50ユーロ弱だった。
食後はヴィチェンツァの町中を散策する。
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広場に面して建つ3本の巨大な柱が印象的な建物は
パッラーディオの設計と推測されているのだそう |
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賑わいのある美しい町です |
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まず最初に、パッラーディオが設計した「テアトロ・オリンピコ」という劇場を見学する。
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この広場の奥にあるアーチが テアトロ・オリンピコの入口 |
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アーチをくぐると彫像が立ち並ぶ美しい庭があります |
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ここで、ヴィチェンツァの共通入場券「カード・ムゼイ(Card Musei)」を購入した。
パッラーデイオ設計のいくつかの建物などの共通券になる。 ちなみに、この共通券には、午前中に見たラ・ロトンダとヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニは含まれていない。
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テアトロ・オリンピコ パッラーディオ最後の作品
古代ローマ劇場の半円形の客席配置を踏襲している 着工直後にパッラーディオが亡くなり
ラ・ロトンダと同じくV・スカモッツィが完成させた |
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舞台にはV・スカモッツィによる 透視画法やだまし絵を利用した
都市街路を再現した舞台装置があり 中央のアーチなどの開口部から計7本の通りが見える |
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柱や彫像が並ぶ古代ローマ風の内装
柱は木なのだけれど 漆喰で塗られ石造りのように見える |
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パッラーディオは、古代ローマの野外劇場を屋内に再現しようと試みたのだそう。
舞台装置は、スカモッツィによって透視画法などによって立体的になったのだけれど、元々パッラーディオの計画でも舞台正面には建物の外観のようなデザインが施されていたらしい。
テアトロ・オリンピコの後は、テアトロ・オリンピコと通りを挟んで反対側にある「パラッツォ・キエリカーティ」を見学する。
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パラッツォ・キエリカーティ |
パラッツォ・キエリカーティもパッラーディオの設計。現在は一部が改築されて美術館になっている。ここも、先程購入した共通券で入館できる。
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下階はドーリア式 上階はイオニア式の列柱を配した 古典主義建築 |
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展示されている絵画も なかなかのものらしい… |
パラッツォ・キエリカーティを見学した後は、コルソ・アンドレア・パッラーディオと、パッラーディオの名前がついた通りを戻る。
→ 次も、もう少しヴィチェンツァ
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