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France 2015

旅日記 7日目(2014/12/31)-02

サン・ミッシェル教会前の広場から旧港方面へは、広場と同じようなモザイクが施された階段で降りていくことが出来る。

旧港方面の眺め
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この広場の先は階段になっています
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いくつも連なっているモザイクの階段
この階段を降りてみることにします
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階段を降りて一番下から教会を見上げる
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この階段の両側に建つ建物の壁には「だまし絵」
緑の雨戸は絵です
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マントン名物といえばレモン
…ですが、季節が違うのか、あまり見かけませんでした
これは海の近くに建つ市場内のお店

先程墓地から見た海辺の広場のような場所で少し休憩した後、ジャン・コクトー美術館の新しい建物を見学する。
マントンには、コクトー自身の発案によって海辺にある要塞を利用したコクトー美術館があったのだけれど、2011年に、コクトー収集家のセヴラン・ワンダーマン氏の寄贈品を中心に展示するもう一つのジャン・コクトー美術館がオープンした。
この新しい建物は、マルセイユで見たヨーロッパ・地中海文明博物館と同じRudy Ricciottiが設計している。

マントンのビーチを見ながら休憩
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海を背に見た市場
この左側手前にジャン・コクトー美術館があります
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ジャン・コクトー美術館
セヴラン・ワンダーマン・コレクション
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この新しい美術館と城塞の美術館は共通券になっている。
ガイドブックには要塞の美術館は、コクトー自ら指示して作られたものなので必見とあったのだけれど、この後はもう一都市(というかモナコなので国)を観光する予定だったし、コクトーは私達にとってはちょっと難解だったので、今回は見学しないことにした。

これが要塞の美術館

ということで、要塞の美術館の前を素通りし、昼食に向かうことにした。
この町では、夫が事前に調べてあるお店はなかったので、旧港側の海沿いにいくつかあったレストランの中で、一番雰囲気が良さそうなお店に入ってみることにした。
テントで囲われた店外のテラス席のような席に通されたのだけれど、そこで食事をしていた一人客のおばあさんに、「いい店を選んだわね。ここのパスタはおいしいのよ。」と(…フランス語なのでほぼ推測だけれど)声をかけられた。

テーブルに置かれたナフキンの
手作りっぽいクリスマスの飾り
私達の後に入ってきたご夫婦の奥さんが
「これ持って帰っていいの?」と聞いていたけれど
さすがにダメだと言われてました…
確かにかわいいけれど
持ち帰りたい程の出来でもないような…
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ガス入りの水の瓶がかわいい
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お料理は前菜を頼まず、パスタとイカのフリットだけ
それでも満腹になる旅の後半…
お料理は両方とも美味しかったです
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マントンでは名物のレモンのタルトを
食べたかったのだけれど
このお店にはなかったので、ここではコーヒーのみ

昼食の後は、歩いて駅に戻りながら、レモンのタルトが食べられるようなお店を探してみたのだけれど、見つけられないまま半分以上戻ってきてしまった。

まぁ、レモンタルトなんて日本でも食べられるから諦めてもいいかと話していたのだけれど(…私は本気でそう思っていたのだけれど、夫は食べ物の怨みは怖いと思い、なんとか見つけ出したいと思っていたのだそう…)、日本にもパン屋さんがあるエリック・カイザーのお店があり、そこのショーケースにレモンタルトが並んでいるのを発見した。
このお店にはイートイン・コーナーもあったので、そこで再びコーヒーを飲みながらレモンのタルト(タルト・オ・シトロン)を食べることにした。

タルト・オ・シトロン
マントンのタルト・オ・シトロンには
メレンゲの有無、タルトの違いなどなど
様々なタイプがあるそうです
これはマントン風というより
エリック・カイザー風といった所でしょうけど
美味しかったです
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そして満腹なはずなのに何故かエクレアも…

遠い昔、パリでおいしいエクレアを食べて以来
フランスに行くと、エクレアを食べたくなるんです

さすが、エリック・カイザーだけあって、パンもどれも美味しそうだった。
空腹だったら、ここで昼食というのもありかもしれない。(あ、でもアルコールの有無は不明。アルコールを置いていなかったら夫に却下されるでしょうね。)

ということで、マントンはやりつくした感を得たので(実際は、かなり見落としているけど)、駅へ戻り、モナコへ移動することにした。
マントンは、こんなザックリした観光だったけれど、ニースとは違った良さがある美しい町で、もう一度来て、次は泊まってみたいなぁ〜と思わせる町だった。

行きも通ったヴェルダン通りと
ボワイエ通りに挟まれたビオヴェ庭園
朝はオープン前だったけれど
この時間は、アシカショーが始まるらしく
アシカとペンギンがスタンバイ
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おじさんがペンギンをだっこして
子供たちに触らせていたけれど
私はちょっと怖かったので柵越しに見ただけ…
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そしてドンキーも…
前年のスペインのセビリアではラクダだったけれど
小さな町なので動物も若干小さめなのかな?

この後は、列車に乗ってモナコへ向かう。

→ 次は、モナコ

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