Portugal 2016
旅日記4日目(2015/12/26)-01
4日目。 昨晩、早々に寝たので、前日の移動疲れもすっきり取れていた。
夫は「金物が美しい」と言いながら、部屋の中をいろいろと見て回っていた。
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部屋からの眺め 狭い庭に面した部屋ですが
遠くの山々も見えて美しい眺めでした |
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リビングルームを窓側から撮ってみる… せっかくのスイートだったけれど 1泊だけだったので
リビングルームはほとんど活用できなかった… |
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部屋に飾ってあった絵 多分、アルヴァロ・シザの絵です
このポザーダの改装を手掛けた ソウト・デ・モウラ氏は独立前 シザの事務所で働いていたのだそう
この他にも、レストランへ向かう共用部の トイレの男女を示すサインも 多分、シザの絵でした
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部屋にフルーツも置いてありましたが食べませんでした |
夫が部屋の中を一通り見終わったようなので、朝食をとりに昨日ランチを食べたレストランへ向かった。
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朝食はホットビュッフェ ランチの際にデザートビュッフェで利用されていた
重厚なテーブルに ホットミール以外のものがのっています |
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ゆで卵 |
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このポザーダの朝食にも ナタとスパークリングワインがありました
お国柄なんでしょうかね |
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上手に撮れませんでしたが ちょうど山の上から朝日が昇ってくるのが見えました |
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途中から他のお客さんがいなくなったので
レストラン内も色々写真を撮りました一番奥の一段高くなっているスペースは 大きな煙突のようなトップライトつきです
新しく直しているように見えますが 修道院時代にあった デザインなのでしょうか? |
食後は、昨日と同じように、またホテル内外を色々とみて歩く。
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レストランの外、廊下にあるコート掛けとハンガー |
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この廊下の右側の凹みがトイレの入口 その壁に額に入って掲げてあるのが
男女をしめすサインになっているシザの絵(多分) |
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トイレを正面から見るとこんな感じ すっきりとした美しいデザインですが
ちょっと分かりにくいですね… |
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これがその絵、男性側です |
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ビリヤード台 昨日の午後はきれいにセットしてあった玉が
全てポケットに入っているので 昨夜遊んだ方がいるんですね |
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左端にちょっと写っているのがバーカウンターです |
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フロント(左)とエレベーター
このホテルのエレベーターも 外側の扉は手で開けるタイプです フロントの階はシャフトの壁もガラス、扉もガラスでした |
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宿泊した階の廊下の突き当りに置かれた椅子
テーブルには雑誌などが入ったカゴが置いてありました |
内部をグルリとみて歩いた後は、外廻りを見学する。
こうしてじっくり見学した後、荷物をまとめてチェックアウトをする。
この日はタクシーでブラガに戻って1泊する。 もしかしたら、タクシーはブラガからくるのかも…と思ったので、部屋に戻る前にフロントに寄ってタクシーを呼んでおいてもらおうかと夫に言うと、いくらなんでもブラガから来るとは思えないし、もしもタクシーを待つとしても、もう一度いろいろ見て廻るからいいというので、手配はお願いしないで部屋に戻った。
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ポザーダの部屋の窓廻り 欧州の古い建物は
窓前にこのような ベンチがあることが多いですね 景色を見て膝を突き合わせ 語り合うのでしょうか |
荷造りを終え、チェックアウトをして、フロントの人にブラガまで行きたいのだけれどタクシーを呼んでもらいたいとお願いすると、フロントのデスクの所で何かを確認した後(電話をしてくれたんだったかな?ちょっと忘れてしまった…)、「こちらに一緒に来てください」というのでついていくと、フロントの前にあった扉(教会前の階段を上がった所に出る扉でした。普段は鍵がかかっています)をあけて外に出て、駐車場のほうを指さし、あそこに停まっている緑とクリーム色の車がタクシーだと教えてくれた。
フロントの人にタクシーをお願いしてもう来たのかと思って「私達のための?」と聞いたら、あの場所に常駐しているのだという説明だった。(当然でした。お願いしてから1分も経っていないので、瞬間移動でもしない限り、呼んだタクシーが来るはずがありません。)
説明されている所から遠くて良く見えなくて、緑とクリームのツートンカラーのタクシーかと思っていたのだけれど、緑色のタクシーとクリーム色のタクシーの2台が停まっているということだった。
フロントの人に挨拶をしてから、エレベーターで下の階に降り、タクシーのほうへ向かっている途中、緑色のタクシーが駐車場を出ていってしまった。
でも多分、もう一台タクシーが残っているはずなので、そちらの車の前に行くと、そのタクシーには運転手さんが乗っていなかった。
どうしようかなぁと辺りを見回すと、向こうから歩いてくるおじさんがいたので、このタクシーの運転手さんかな?と思いつつもキョロキョロしていたら、先程のフロントの人が心配してくれたようで、教会前の扉から出て私達の所まで降りてきてくれた。
向こうから来た人は、やはりタクシーの運転手さんだった。 せっかくフロントの人が降りてきてくれたので、ブラガの今日泊まるホテルに直接行きたいので運転手さんに伝えてほしいとお願いした。
フロントの人はそのホテルのことを知っていたようで、運転手さんに色々説明してくれて、無事、ホテルに直接向かってもらえることになった。
運転手さんは多分英語はあまり話せない人だったと思うので助かった。
フロントの人に、もう一度よくお礼を言ってお別れをした。
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前日教会前の階段を外から上がって撮った写真ですが
この写真を撮っている場所が フロント前の扉から出た所になります そして下に見えているのが駐車場です |
このポザーダへの往路のタクシーでかなり乗り物酔いしたので、帰りも不安だったのだけれど、この日は酔い止めの薬も飲んだし(前日は油断して飲んでいなかった…)、とりあえず最初は窓を開けずにそのまま乗ってみることにした。
夫は「酔ったなと思う前にすぐに窓を開けるように!」とおびえて、もとい心配してくれていたのだけれど、この日の運転手さんの運転は丁寧だったこともあり、全く酔うことなく、車窓の風景を楽しむ余裕があるままブラガ市内に到着した。(やはり前日は、タクシーに乗る前の4時間の鉄道とその間の読書が良くなかったのかも…。)
ブラガが近づいてくると、運転手さんがポルトガル語だったけれど、「あれがスタジアムだ(夫曰く、多分モウラさん設計のスタジアムです。見に行きませんでしたが…)」とか「あれは教会だ」などいろいろと説明してくれて、それににこやかに返答できるくらい元気なまま、無事この日泊まるホテルに到着した。
この日泊まるのは、Mercure Braga Centroというホテル。
ホテルに着いたのは11時頃で、さすがにまだ部屋に入ることは出来ないということだったので(チェックインの手続きだけも出来ないと言われた)、荷物を預けて、ブラガ郊外のボン・ジェズスという所にある教会を見学しに行くことにした。
→ 次は、ボン・ジェズス
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