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 Portugal 2016

旅日記5日目(2015/12/27)-01

5日目。
この日はポルトへ移動する。
ホテルで朝食をいただいた後、タクシーを呼んでもらってブラガ駅へと向かう。

ホテルの朝食会場
品数は少なめですが
ホット・ビュッフェでした

ブラガ〜ポルト間はICなども運行しているのだけれど、この日はのんびりと直通の普通列車でポルトへと向かう。

この写真はこの日撮ったものではないのですが
これと同じような車両でした
普通列車ということもあり
荷物置きスペースがありません

ボックスシートの座席内に
スーツケースを置いていましたが
途中から、まぁまぁ混んできてしまったので
ヒヤヒヤしました…

立っている人もいましたが
全座席が埋まっているという状況にはならず
ボックスシートの1席くらいは
ポツリポツリと空いている
という程度だったので、ギリギリです…
こういう車両は大荷物を持っている時は困りますね…

ブラガから1時間ちょっとで、ポルトのサン・ベント駅へ到着した。

ポルト サン・ベント駅
駅のホールを飾るアズレージョ

前回の旅行の際は
わざわざこのアズレージョを見に来ましたが
今回は、この駅がホテルの最寄り駅です

ほぼ毎日、この駅を利用しましたが
いつ来てもホールの写真を撮る人でにぎわっていました

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市街地にある駅で
ここを発着する列車も多くありますが
特急列車等は町の東にある
カンパニャン駅発着が多いそうです
カンパニャン駅までは普通列車で5分です

駅から歩いてホテルへ向かった。
今回泊まるのは「インターコンチネンタル ポルト パラシオ ダス カルドサス」というホテル。
リベルダーデ広場に面して建っている。

ホテルに着いたのは11時前だったので、さすがに部屋には入れないということだったので、チェックインの手続きだけしてもらって荷物を預かってもらった。(預けた荷物は部屋に入れておきます、という説明だった。さすが高級ホテル。)
コンシェルジュサービスのあるホテルだったので、コンシェルジュの方に地図をもらってから観光へと繰り出すことにした。

クレリゴスの塔方面へ上がっていきます

まず最初に、クレリゴスの塔の先にある美しい本屋さんを見学する。
この本屋さんは、外観も美しいのだけれど内装がとにかくゴージャス。
実際に本を売っているのだけれど、中に入りたい場合は、この向かい側に設置されている真っ赤なチケット売り場でチケットを購入する。

本屋さんの外観
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これがチケット売り場
前の通りの向かい側にあります

内部を見学する方法は、いろいろと変わっているそうなのだけれど、2015年末の時点では、この仮設のようにも見える売場で3ユーロのチケットを購入し、内部は写真撮影可となり、もし本を買う場合は、チケットの3ユーロ分を本から値引きするというシステムになっていた。

内部は本当にゴージャス
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天井の装飾も美しい
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2階もあります
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階段もすごい…

と、なかなか見応え満点だったのだけれど、とにかく混みあっていて疲れてくるので、早々に退散することにした。

カルモ教会
ミサがとり行われていたので内部は見学しませんでした
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市庁舎前に出ました
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市庁舎近くにあった
電話ボックスのアート
市庁舎前ではマラソンイベントの準備中

この後、当初の予定では、もう少し町中を観光をする予定だったのだけれど、前の晩に調べた天気予報で明日は大雨という予報になっていたので、予定を変更してメトロに乗ってケンチクを見学に行くことにした。

ということで、その前に軽く昼食にすることにした。
まだそんなにお腹はすいていなかったのだけれど、町中にいるうちに食べておかないと…ということで、こういう時こそあれが食べたいと夫が言い出した軽食メニュー「フランセジーニャ」の写真が店外に掲げられていた、その名も「ローコスト」というお店に入ってみることにした。

お店はカウンターに並んで注文、前払いで、調理をする料理はあとから席まで運んでくれるというシステムだった。
この日は天気も良く寒くなかったので、通りに出ているテーブルでいただくことにし、店員さんに伝えて外のテーブルへ向かった。

ということで、まずはビールで乾杯
このスーパーボックは
飲みやすいビールでした
ポルトに工場があるそうです
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そしてこれが「フランセジーニャ」
ハムなどを挟みチーズをのせたホットサンドで
トマトベースのソースがたっぷりかかって
半熟の目玉焼きがドーンとのっています

軽食とはいえ結構ヘビーな料理でした

このお店は市庁舎の横にあり、食事中、市庁舎にたくさんの人が出入りしているのが見えていた。
市庁舎に入った人は、みんなお揃いのビニール製のショップバッグのようなものを手にして出てきていたので、いったい何なんだろうと?と、食事を終えた後、市庁舎をのぞいてみたら、先程準備していたマラソンの参加者受付をしていて、受付を済ますと、その袋が手渡されているようだった。
気になっていた袋は、マラソン参加のためのグッズが入った袋だったようだ。

市庁舎前から見たツリー

この後は、この近くにある地下鉄駅へと向かう。

トリンダーデ教会
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教会内部
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メトロのトリンダーデ駅
ソウト・デ・モウラ氏のデザインなのだそう

駅でメトロの切符を購入する。
自販機が並んでいる切符売場にいたメトロの係りの人に、「ラパ」という駅に行きたいのだけれどと伝えるとゾーン2だと教えてくれた。

ポルトのメトロもリスボンと同じく、ICチップ入りの紙のカードのようなチケットになっていて、発券代が0.5ユーロかかる。
仕組が良くわかっていなくて、この日ブラガから来た際のポルトカ゛ル鉄道(CP)のチケット(これも紙製でICチップ入り)が使えるのか聞いたら、CPの切符とは共有できなくてメトロ用のアンダンテという切符を買わないといけないと説明してくれた。

↑こちらがCP PortoのICチケット
 
これはメトロのチケット↓
そう考えると日本って便利ですよね

路線図を見てみると、私達が行きたい場所は、大体ゾーン2の範囲内のようなので、そのチケットにゾーン2を5回分のせて購入した。

自販機でチケットを買い終わったので、先程の係りの人に挨拶しようとしたら、ラパ行きはあっちのホームだよ、と教えてくれた。

→ 次は、ケンチク

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