Portugal 2016
旅日記9日目(2015/12/31)-01
9日目。 大晦日でこの旅行の実質最終日なのだけれど、夫曰く「アグレッシブにいく」のだそう。(←この日は大晦日ということもあり、内部まで見ることが出来る建物は少ないので、ケンチクは程々にと思っていたそうなのだけれど、それではダメだと思いなおし、外部だけでもケンチクをガンガン見て廻るのだそう。)
まぁ10年前の旅行で主だった観光名所は回っている(と思う)ので、最終日はケンチク(しかも外部しか見れない)三昧でも異存はない。
ホテルで朝食をとった後、さっそくシザ見学へと出掛ける。
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ホテルからバス停へ向かう…はずが道を間違えました
で、懐かしい教会の前に出ました この教会は10年前の旅行の際も写真を撮っていました
サント・イルデフォンソという アズレージョが美しい教会です |
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バス(200番か207番)に乗って、最初に向かったのはポルト大学の建築学部。 建築学部の建物は、この大学出身でこの学部の教授も務めているアルヴァロ・シザが設計している。
PLANETÁRIOというバス停で下車し、その通りに面した大学の敷地に入ってみたのだけれど、目当ての建物は見当たらなかった。
「その建物の近くからはドウロ川が見えるはずだ」というのだけれど、この敷地内をどう歩いても川は見えそうになかったので、先程の通りに戻ってみたら、もう少し先に他学部の敷地があり、その間の道を川のほうへ下って行っていくと建築学部があるという案内が出ていた。
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これらは、その最初に入った敷地内の建物 これらもシザ設計でしょうか? |
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科学学部も設計していると書いてある本もありましたが
これらがそうなのか違うのか… 違うと言われれば違う気もするし そうだと言われればそんな気もするし… |
バスが来た道を少し戻って右折し(このT字路には案内があります)、緩やかな坂を下っていくと、左手に建築学部の敷地があった。
バス停からは5分くらいの距離だったと思う。
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たっぷり見学したので 次の建物へ移動します |
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バス停に戻る途中にあった建物 これがバス停の名前になっている
planetário プラネタリウムのようです |
次もシザの設計した建物、美術館を見学する。 先程のバス停に戻り207番のバスに乗って、Dom João Vで下車する。
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セラルヴェス財団が運営する 広大な敷地内に建つ現代美術館 |
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この美術館へ来たのはこれで2度目。
10年前のポルトガル旅行の際、大晦日にカーザ・ダ・ムジカを見学しようと行ったはいいけれど休館日で内部は見学出来ず。
このままでは不完全燃焼だからと急遽行くことにしたのが、この美術館だった。
前も書いたけれど、その当時夫は全くシザに興味がなかったし、企画展の展示は模造紙を建物内部の壁にベタベタ貼って覆ってしまっていたし、なんだか気持ちの悪い内容だったので、ほとんど内部を見学しないでカフェだけ利用して出てきてしまっていた。
ということで、ぴったり10年目(今回も大晦日)の再訪となった。
今回は展示室内もじっくりと見学することが出来た。
展示を見終わったときには1時を過ぎていたので、ここで昼食にすることにした。
美術館の中にレストランがあって、ビュッフェのランチが食べられる。
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レストランの入口 これは展示を見る前に撮った写真なので空いていますが
1時過ぎには満席に近い程混んでいました |
このレストランには10年前にも入っていて、その時はランチが始まる前の時間だったのでケーキを食べただけだったのだけれど、ケーキもおいしかったような記憶があったので、今回はこのお店のランチ・ビュッフェを食べてみることにした。
このビュッフェには飲物は含まれていなかったけれど、デザートやフルーツなどはあってひとり12.9ユーロ(平日料金)。それなりの内容だったけれど、いくつか美味しい料理もあったので、まぁ悪くはない昼食になった。
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こんな写真しかありませんが…
もう少し美味しそうな見た目の料理やスープもありました |
このレストランからルーフテラスに出ることが出来るので、食後はそちらも見学した。
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この後、エントランスなどがある階の一つ下の階へ降りてみた。
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敷地に傾斜があるので このひとつ下の階からも
直接外部に出られるようになっていました |
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この階にも軽食が食べられるコーナーがありました |
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内部はじっくり見学したので外へ出ます |
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次は美術館の外廻りを見学する。
→ 次も もう少し美術館
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