Wien 2016
旅日記 7日目(2016/05/05)-01
7日目。 明日のお昼の飛行機で帰国するので、観光できる最後の日になる。
この日は現代ケンチクをみるため、ちょっとだけ遠出をする。
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まずはUバーン |
Spittelauという駅で、オーストリア国鉄に乗り換えるのだけれど、乗り換え途中に外を見たら、派手な塔のようなものが見えた。
それは、画家のフンデルトヴァッサーがデザインした「ゴミ焼却場」だった。
乗り換えようと思っていた列車の時刻までまだ少しあったので、近くに見に行ってみることにした。
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大阪にもこのフンデルトヴァッサーがデザインした
「ゴミ焼却場」があるんですね |
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そして、この焼却場の近くにはザハがデザインした集合住宅もあるというので、大急ぎで見に行ってみることにした。
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2005年に完成している |
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橋をまたいで…すごいことになってます 時間がなかったので
このアングルから見ただけですが いかにもこの当時のザハといった感じ |
この後は駅に戻って、オーストリア国鉄の列車に乗る。
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他の駅で乗り換えるルートも考えたそうなのだけれど
この駅で乗り換えることにして良かった(←夫談)焼却場とザハが近くに建っているのは知っていたけれど それがこの駅前とは把握していなかったのだそう |
この駅から快速列車に乗って、Hadersdorf/Kampという駅で普通列車に乗り換える。
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乗り換えた普通列車は1両編成でした |
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そして、その車内 網棚が面白い位置にありました |
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こんな位置にフックが… 本当に洋服を掛けるフックなのでしょうか
結構、邪魔だと思いますが… |
乗り換えた普通列車には5分ちょっと乗って、Langenloisという駅で下車する。
ここは、オーストリアでもワインの産地として有名な地域なのだそう。
この駅から15分くらい歩くと、この日の目的地である「LOISIUM」がある。
ここは、ブドウ畑の中にワインに関する体験・展示や試飲、販売などを行っている施設が建っていて、それに隣接してホテル・スパもある。
これらの建物は、スティーブン・ホールが設計している。
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ブドウ畑の中に突然、こんな建物が建っています |
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この建物はホテルです |
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今回、宿泊はしませんが とりあえず、ホテルに入ってみます |
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中庭 |
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屋外プールもあります 入っている人達がいますが温水なのでしょうか…
正面に見えているのが、ワインに関する施設 |
ホテルをちょっと見学した後、ホテルを出て、後方に建っているワイン体験のテーマパークのような施設に向かった。
プールの先に見えているけれど、ここから直接行ける訳ではなく、ホテルを出て横の道を通ってアクセスする。
ここは「LOISIUM - WeinErlebnisWelt」という施設だった。
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ビジターセンターやワインショップなどが入った建物 |
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この建物の中のビジターセンターで受付をする。
テーマパークのような体験展示部分の見学と、試飲(グラスワイン1杯のみ)がついたチケットになる。(13.5ユーロ/人…2016年5月時点)
各自オーディオガイドが渡され、途中からは各々見学するのだけれど、最初はみんなで一緒に順次見学していくため、入場は30分に1回ということになっている。
このビジターセンターを出て、さらにブドウ畑の中に造られた道を進んだ奥に展示の入口があるので、その建物の前で入口が開くのを待った。
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通路の行き止まりに見えている黄色い建物が入口 |
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振り返ってメインの建物を見てみる |
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入口は小さな建物です 広大なブドウ畑の地下にワインセラーがあって
主な展示スペースはセラーを利用し 地下につくられています |
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駅からここに来る途中はひっそりとしていたので、あまり人気がないかな?と思っていたのだけれど、入場時間近くは20人近い人が集まってきていた。
時間になったらガイドさんとともに建物の中へと入る。
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最初はガイドさん(ドイツ語のみ)と一緒に
ワインを造る行程を模した展示を見ていく ドイツ語以外の人は 受付で借りたオーディオガイドを聞きます |
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真ん中に水盤のようなものがある丸い部屋へ入ると
入口が閉じられて 水と光のショーのようなものが始まる ブドウの果汁がワインになっていくというショー |
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このショーのナレーションもドイツ語だけだった。
ショーの途中で、移動する人たちがいたので、どうしたのかな?とそちら方面を見たら、どこかからか壁をめがけて水が噴出し、その壁の真下にいたおじさんがずぶぬれになっていた。
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多分、この水盤中央に浮き上がってきた 顔の口から水がでたのだと思う
で、壁のこの人の口がキャッチ↓ |
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で、キャッチしきれなかった水が 下に立っていたおじさんにかかるという…
ショーが終わってから撮ったので なんか良く分からない写真ですね… |
後で夫とも話したのだけれど、水が噴き出る直前に移動した人がいたので、ドイツ語のアナウンスでは、注意喚起があったのかもしれない。 オーディオガイドでも同じ内容が聞けたのかもしれないけれど(私達はこの時は、大きな音で音楽がかかっていたこともありオーディオガイドを聞くのをやめていた)、なんともまぁ大胆なショーだ。
まさかワインに関するこの施設でびしょぬれになるとは、あのおじさんも予想できなかったと思う。(特に怒ったりはしていなかったけれど…。)
このショーで、みんな一緒に見学する部分は終了し、後は各自、オーディオガイドを聞きながら見学していく。
→ 次も、展示を見学
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