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 Basque 2017

旅日記 6日目(2017/01/03)-02

このアートは、サン・セバスティアン出身のエドゥアルド・チリーダという彫刻家の『風の櫛』という作品。

海岸の岩場に直接打ち込まれた赤さびた鉄のオブジェ
3点、点在しています
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このチリーダという人は、1991年に高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門を受賞しているのだそう。
コンチャ湾の裏手にあるクルサール会議場を設計したモネオは2017年の高松宮殿下記念世界文化賞建築部門を受賞している。
サン・セバスティアンという小さな町で、こんなにも高松宮殿下記念世界文化賞に触れあうことができるなんて不思議な感じだ。(…詳しくないから、ものすごい偶然の一致という気がしたけれど、世界中にたくさんそういう町はあるのかも…。)

高松宮殿下記念世界文化賞って
2017年で29回目なのだそう
建築部門くらいしか気にしていなかったけれど
どういう基準で、その年に選ばれているのでしょうかね…

天気も良かったので、アートの手前にあった階段状になっていたスペースに座ってぼんやりと景色を楽しんだ。

この階段状になった部分で休憩
すっごい崖下です
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コンチャ湾に浮かぶ島
その奥はモンテ・ウルグル
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暖かくてお散歩日和でした
アートを背に、歩いて来た道方面を見る

この後は、ケンチク見学に向かうため、海沿いの道を少しだけ戻る。

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ここから海沿いを離れて、「私の知らないサン・セバスティアン」を歩いていく。(…といっても、特に何かがあるという訳ではなく、普通のアパートなどが建ち並ぶ住宅街なだけ。サン・セバスティアンといったら、バル街と海沿いのリゾートというイメージしかなかったので、普通の町並みが新鮮に感じたけれど、まぁとにかく普通でした。…ということで写真も失念。)

海岸から15分くらい歩いたところに、目的地であるバスク大学の図書館があった。
特に有名な建物ではないのだけれど、夫がネットで探して実物を見てみたいと思った建物なのだそう。

バスク大学のキャンパスは様々な町に点在していて
図書館もそれぞれのキャンパスにあるようです
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エントランスには本が吊るされていて
いろんな意味でインパクトが…
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図書館を見学した後は、昼食にするためバル街へ戻る。

図書館の向かいにもインパクトのある建物が…
音楽学校のようです
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歩いて戻るには、ちょっと距離があるので、近くのバス停の案内を見てみたら、ちょうど町中へ行くバスが来るようだったので、そこからバスに乗って町中へ戻った。
バスのチケットは運転手さんから購入することが出来た。

私達が「大きなおじさんの所」と呼んでいる
ラ・ブレチャ市場までバスで戻りました

このおじさん、私達がサン・セバスティアンに行くと
いつもいる気がしますが
クリスマスの装飾の一つなのでしょうか?
GWの時にはいなかったかな…?

さっそくバル街へ向かう。

独創的な美しいピンチョスが
カウンターの上に並んでいます

外観写真を撮り忘れましたが
レシートがあったので店名を確認
ZERUKOというバルでした

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サン・セバスティアン2日目なのに既に胃が力尽きていて、一軒目で結構お腹いっぱいになってしまった。

この後は、食後のデザートも食べられるチーズケーキが美味しいというバルへ向かう。

2軒目はここ
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チーズケーキの前に、少しだけしょっぱいものも
…後ろのメニューにピントが合ってしまっているけど
これはハムのクロケッタだったかな…
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そしてチーズケーキ
外にあった写真と だいぶ見た目が違うけれど…
トロトロっとしていて アルコールにも合います

ここで、本格的に満腹になってしまったので、町中をブラブラ歩いてみることした。

旧市街
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この後、今度は甘いコーヒーが飲みたくなってきたのでカフェに行くことにした。

数年前に一度ケーキを食べたことがあるカフェに行こうと思い、この辺りだったかな?と思う場所をウロウロしてみたのだけれど、そのカフェを見つけることが出来ず、ラ・ブレチャ市場の裏手にあった別のカフェに入った。

ここではさすがに飲み物だけ…と思ったのだけれど、結局ケーキも二人で1つ食べることにした。(けれど、写真を失念。)

この後は、クルサール国際会議場を見に行く(外観だけ)。

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