Croatia 2017旅日記 7日目(2017/05/03)-017日目。 しかし、その時点で私は(もちろん夫も)パジャマを着て布団の中。 起きてトイレに行って、歯を磨いて顔を洗って着替えて、私だって一応女子だから(女"子”ではないか…、まぁとにかく)化粧だってする。 ということで、「私は島には行きません。絶対に布団から出ません。留守番しているので行きたかったら一人でどうぞ」宣言をして、布団をかぶってフテ寝をすることにした。
前日ホテルで朝食をとっていた時に、パンケーキも頼めばよかったかな…とプチ後悔していた私に、「明日は一日スプリットで過ごすから、のんびり朝食にして好きなものを好きなだけ頼むといいよ」と言っていたのに。 ということで、この案は却下となったのだけれど、「その島に行きたかったのなら、早朝から調べていたんだから、もっと余裕をもって言い出せばよかったんじゃないの?」と文句を言うと(私だって、支度して間に合う時間に提案されたなら、(泣く泣く)朝食は諦めてその島へ行ったと思う…多分…きっと…)、夫がその島について認識し船の出発時刻を検索できたのが言い出す直前だったとの回答。(下調べ不足にもほどがある。っていうか、どう考えても間に合いそうにない時間に本気で提案してきたうちの夫って…。ま、前向き思考?) それに私は乗り物酔いするので船が苦手なのだけれど、明日の船での移動時間は結構長い。で、この旅行の出発前からその移動について憂鬱だと言っていたのに、なぜ今日も長時間船に乗って(片道2時間以上かかる場所だったらしい…)往復しないといけないのだ!とか、だいたい、その島は朝食を犠牲にしてまで行く価値があるのか!(…って、多くの人から「あるんじゃないの?」という答えが返ってきそうだけれど)ブツブツ文句を言い続けていた。 が、その後夫は不屈の精神?で別の島を見つけ、その島は先程の島よりずっと近く(片道1時間弱)、船の便数も多いということだったので、お互い歩み寄ってその島に行くことにした。(合意前に「島なんて、大小あっても大体同じだ。最初からそっちにしておけば良かったんだ」という暴言を吐いてからだったけれど。…これもふつうに考えると『大体同じ』じゃないけれど。うちの夫は不屈の精神を持った上に忍耐強い?) ということで、まずはのんびりホテルで朝食をとることにした。
食後はのんびりと歩いて港へ向かう。
この日行くことにしたのは、ブラチ島というスプリットの対岸に浮かぶ島。 スプリットからブラチ島へは、ヤドロリニヤという会社の立派なフェリーが運行している。 乗り場の手前にチケット売り場があったので、往復のチケットを購入した。
この船の中で、一昨日はスプリットの彫刻の美術館で、昨日はトゥロギールの要塞で見かけた家族連れに遭遇した。これで3日連続になる。 スプリットに滞在していて、次の日トゥロギールへ行くというのは、まぁ王道のパターンなのかもしれないけれど、さらにその次の日にブラチ島へ、しかも日に何本もある船の中の同じ便に乗るなんて、ものすごい確率なのではないだろうか。 船の中では機会がなかったのだけれど、その後島内を観光している際にも遭遇したので、思わず「私たち今日で3日連続で会ってますよね?」と話しかけてしまった。 私たちは「東洋人中年夫婦」という特徴のない二人だけれど、さすがに最初に会った彫刻の美術館の時、同じくらいの時間帯で見学していたのが私たち2組だけだったということもあり、向こうも私たちのことを覚えていて、3日連続3回目ということを認識していたようだった。
短時間だけだったけれど、お互いどの国から来ているのかなど話し、その人たちは東欧の国から来ていて、お父さんは「わたなべさん」に似ていたけれど日本人ではないようだった。(サングラスをずっとかけていたのでよくわからなかったけれど、私たちが日本人だと名乗っても、特別な反応はなかったし、日本語で話さなかったので…。)
この後は、町中をブラブラと歩いてみる。 |