Chengdu 2023
旅日記 Day2 - 01
2日目。 この日は楽山市という成都から車で2時間くらい離れた場所へ行く。 道路が混む前に出たほうが良いということで8時前にホテルを出発する。
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ホテルの朝食ブッフェ 品数はあまり多くありませんでしたが 洋食・中華のブッフェでした |
朝食後ホテルのロビーでガイドさんと待ち合わせて専用車で楽山へ向かう。 昨日とは違うドライバーさんだった。
楽山市では最初に楽山大仏を見学する。 楽山大仏とは四川省楽山市の岷江を望む岩壁に彫られた石仏。このように自然の岩などに彫られた仏像のことを磨崖仏(まがいぶつ)と呼ぶのだそう。
楽山大仏は近くにある仏教の聖地とともに世界遺産に登録されている。 この大仏は高さは71メートルもあり、この頃造られたものでは世界最大の仏像らしい。
かつて岷江では氾濫や船の沈没が度々起こっていたため、この川の治水を願って仏像の建立が計画され、8世紀前半から建立が始まり90年の歳月をかけ9世紀になって完成している。 実際に大仏が完成したことにより水害はかなり減ったのだけれど、それは大仏建立で出た土を川に流し込んだことによるらしい。結果的に大仏建立が大規模な治水工事となったのだ。
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楽山大仏のツーリストセンター |
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巨大な建物です |
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その前の広場にあった門 イベント用でしょうか |
まずは楽山大仏の全体像を見るため遊覧船に乗る。
通常はこの近くから船に乗ることが出来るそうなのだけれど、この日は川の水位の関係で少し離れた船着き場から乗らなければならないということだった。
このツーリストセンターから船着き場までシャトルバスが出ていた。
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遊覧船に乗船します |
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出航しました |
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少し進むと遠くに美しい橋が見えました 濠上大橋という名の橋です |
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大仏が見えてきました 本当に大きいです 奈良の大仏の5倍だそうです |
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楽山大仏 台に腰かけて両足をおろし 両ひざの上に手を載せた姿です
このような姿の大仏は あまり見たことがありません (…初めてかも) |
船はしばらくの間大仏の正面で停まってくれるので、じっくりと写真を撮ったり眺めたり出来る。
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完成当時は木造の建物に覆われ 金箔などで彩られていたのだそう しかし明の時代末期に火災で建物が焼失してしまい その後は雨ざらしになったことにより 金箔などの彩色も落ちてしまったのだそう |
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大仏の横の赤土の岩肌 色々と彫られていますが
こういうのも古いものなのでしょうか |
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大仏の足元へ降りるための 階段が彫られています なかなか豪快です |
船は大仏の正面で数分間停まった後、先程の船着き場まで戻った。 そこからまたシャトルバスに乗ってツーリストセンターに戻る。
次は大仏を近くから眺めるため楽山大仏景区の入口(北門)へ向かう。
少し距離があるというので、今度はツーリストセンターの前の広場から観光地でよく見かける電動のミニ列車に乗って移動した。
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入口のかなり手前でミニ列車を降り
そこから歩いて移動するようになっていましたミニ列車を降りてから走る人が多くて不思議だったのですが 辿り着いたらこんなに長い入場待ちの列が出来ていました 入口が見えません
この写真で一瞬山の上は積雪していたのかと思いましたが 落葉している木々の隙間から曇り空が見えているだけでした |
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ゴール(…じゃなくてまだ入口です)が見えてきました ここまで20分くらい
案外サクサク動きました |
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楽山大仏景区入口(北門)に到着 30分くらいだったと思います
振り返ってみるとさらに長い列になっているようでした まだ入っていませんが既に達成感があります |
楽山大仏景区入口(北門)から入って大仏が彫られている崖の上を目指す。
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ゲートを入ってすぐの所にあった 仏の字が彫られた石 ここから上がっていきます |
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少し行くと川が見下ろせます 川の合流地点です |
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大仏が彫られている山は凌雲山というのですが
その山頂には凌雲寺というお寺があります唐の時代(7世紀初め)にこの地に建立され
現在の建物は明〜清の時代に再建されたもの |
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大仏の頭が見えました |
このすごい人波をかき分けて進み大仏の近くまで移動する。
→ 次も、楽山大仏
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