Xi'an 2023
旅日記 Day3 - 04
今回予約してもらっていた劇場は「西安唐楽宮」という唐の時代の音楽と舞踊や歴史劇を観ることができ、昼食や夕食もとることが出来る劇場レストランだった。
西安市の城壁からそれ程遠くない便利な場所にある。
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劇場のロビーの壁に描かれていた 唐の美女 |
川劇の時もお茶がついているコースだったけれど、今までワンドリンク付きのショーを見たことはあったけれど、しっかりとした食事つきの劇を観るのは初めてだった。 ショーを観ながら食事をするのか、もしくは別の場所で食事をしてから劇場に移動してショーを観るのかと思っていたのだけれど、そのどちらでもなく先に食事が提供されて、食後にそのテーブル席からショーを観るという方式だった。(これが一般的なのかも。)
劇場内のテーブル席に通された後、ガイドさんから流れを説明してもらった。
ガイドさんの今日の任務はこれで終了で、帰りはドライバーさんだけが迎えに来てくれるということだった。
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食事中 舞台では生演奏が行われていました |
この劇場レストランでは、私達が利用した宮廷料理付きコースの他、餃子を中心にした料理のコースなどもあるようだった。
私達の席の前には小学生くらいの団体さんがいたのだけれど、そのグループは餃子コースを食べているようだった。
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テーブルの上に置かれていた 立派な演目表と食事の説明4人掛けの広いテーブルでしたが 相席ではなかったです |
席に着くとすぐにコースに付いているお酒が運ばれてきた。
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| コースについているお酒 奥は先程の演目表 ちなみに演目は「大唐女皇」 |
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ピントが合っていないけれど そのお酒のグラス にごり酒で美味しかったです他にはペットボトル入りの水も 料金に含まれています |
コースに含まれているお酒も美味しくおかわりもできたのだけれど、追加料金を払ってビールも注文した。
お酒の後すぐに食事も運ばれてきた。 食事は宮廷料理ということで数皿に分けて順番に運ばれてきた。
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| これは最初の一皿 |
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| コンソメスープ |
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| 左のフライはエビだったかな |
食事はテンポ良く運ばれてきた。 食事をしている間は舞台で生演奏が行われている他、ショーに出演する人たちがその衣装で客席間の通路を廻っていて一緒に写真を撮ることができるサービスがあった。
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メインの肉料理 奥には炒飯が添えられています
主食系はこの炒飯だけだったけれど それなりにお腹一杯になりました |
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| 食後のデザート |
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お茶菓子 ジャスミン茶も出ました |
ちょうど食事が終わった頃にショーが始まった。
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| 始まりました |
この時に上演されていたのは「大唐女皇」というもので、則天武后(武則天)の生涯に基づいて創作された唐代の宮廷舞踊と音楽のショーだった。
前日その陵に行ったけれど、武則天は中国史上唯一の女帝として知られているだけでなく、その波乱万丈な人生で小説やドラマで取り上げられることも多い人物だ。
武則天は西暦624年に裕福な家庭の後妻の子として生まれ高度な教育を受けて育った。12歳で父親が亡くなってしまい、異母兄などに冷遇されていたのだけれど、637年には唐の第二代皇帝太宗の後宮(皇帝やその妃などが住む場所)に入宮した。
しかしその後太宗から避けられていた時期もあり(その聡明さなどが逆に恐れられたためなどの説がある)後宮に多くいる妃の一人だった。 649年に太宗が崩御したことにともない出家をしていたのだけれど、太宗の子である唐の第三代皇帝高宗の後宮に入宮し、そして655年には前の皇后が(武則天の策略などにより)廃され武則天が太宗の皇后となった。 その後高宗の病が悪化すると武則天が政治の実権を握り、683年に高宗が亡くなり、高宗と自身の子である中宗が第四代皇帝になるも、すぐに廃位させ、その弟にあたる睿宗を五代目皇帝に擁立し実権を握り続けた。
そして690年には自ら帝位につき、国名を唐から周に改めた。
晩年武則天が病床に臥せるようになり、705年に退位を余儀なくされ第四代皇帝であった中宗が復位し国名も唐に戻ることとなる。
そしてその年の暮れに亡くなり、翌年に乾陵に高宗と合葬された。
と、ざっとまとめようとしてもこんな長文になる波乱万丈な人生を題材にしたショーが今回の「大唐女皇」だ。
初めに武則天が登場し、その生涯を振り返るといった感じでショーが始まった。ショーは5部構成になっている。
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その後様々な事情で 太宗から遠ざけられてしまう
という史実を劇的に演出しているようです |
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時々客席側からダンサーが入場し 飽きさせない工夫も |
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最近のショーは背景に映像を使うので なかなかダイナミックです |
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これは第三部の戦のシーン 高宗が皇帝になってすぐの戦で
武則天も戦場に駆けつけて高宗を助けた というストーリーのようです |
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唐の時代の伝統的な舞踊 華やかな踊りの裏で色々あって
武則天が皇后になるという第四部 |
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ショーはこれでおしまい。
なかなか趣向を凝らした派手な演出で言葉が分からない私達でも充分楽しめた。(私達の前に座っていた小学生くらいの団体の中には、飽きてしまってゲームをしている子も数人いるようだったけれど…。)
ロビーに出るとショーの出演者の人達が何か所かに立っていて、お客さんと一緒に写真を撮れるサービスがあった。
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劇場の外に出ると、既にドライバーさんが待っていてくれたので、車に乗ってホテルに向かってもらった。
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| 帰りの車の中から見た鐘楼 |
夫が希望していたショーではなかったけれど、観光客向けにしっかりと作られたショーで楽しむことが出来た。
午後は部屋でゆっくりしたとはいえ、早朝から行動したので疲れていたけれど充実した一日になった。
→ 次は、4日目
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