Shanghai 2007

旅日記 3日目(2007/05/02)-08

...

虎丘を出て、タクシーに乗って移動しようと思ったのだけれど、なかなかタクシーがつかまらなかった。
虎丘へタクシーで来る人が多いだろうから、簡単につかまると思っていたのだけれど甘かったようだ。

虎丘にはバスもあるので、バスで行くという手段もあったのだけれど、行きにバスで来ていないからバス停が分らず、右往左往してしまった。

ここがバス停かな?というような場所は分ったのだけれど、タイミング悪くバスが出てしまって、乗ることができなかった。
すると、そんな私たちを発見して、タクシーの運転手さんらしき人が近づいてきた。
タクシーって車?と聞くと、運転手さんが「もちろん」と連れていってくれた先には、確かに車が停まっていたのだけれど、どうみても普通の乗用車で、営業用のタクシーではなく、俗にいう白タク(って中国では言わないか…)だった。さすがに、白タクは怖いなーと思って、その場は断り、もう少し大通りまで出てみることにした。

しかし、大きな通りへ出ても、タクシーはつかまらなかった。

ここより虎丘の近くのほうがいいかも、と戻っていくと、私たちの目の前には、たくさんの『人力三輪車タクシー』が停まって客待ちをしているのを発見した。
行きで懲りたはずなのに、もうこれしか手段はないと覚悟を決め、一番パワーのありそうな運転手さんのところへ行って、『北寺塔』方面へ行きたいと伝えたのだけれど、値段交渉をするまでもなく断られてしまった。
確かに、駅よりもさらに遠い場所だったで、断られて当然なのかもしれない。
...

虎丘のオブジェ
豚の顔…怖すぎる〜

しかし、そう考えると、行きに乗った『人力三輪車タクシー』の運転手さんの気合というか働き者ぶりはすごかった、ということだろう。

その後、「どうする〜」と言いながら、虎丘近くを歩いていると、先程の白タク風の運転手さんを発見した。もうこうなったら、白タクだ!と値段交渉し乗車することにした。
中国では白タクって多いそうなのだけれど、本当は白タクなんて、どんなトラブルがあるか分らないし、運悪く事故にあってしまった場合のことなどを考えても、絶対に乗らないほうがいいとわかっていたはずなのに、何を血迷ったのか乗車してしまったのだけれど、今回は無事何事もなく、北寺塔に到着した。
しかし、やはり危ないことはするべきではないし、中国でも違法なことなのかもしれないので、今は深く反省。今後はこういうことにならないように注意深く思慮深く行動しよう。

と、反省したところで。
北寺塔を見る前に昼食にすることにし、近くの通りを歩いてお店を探すことにした。

→ 次は昼食


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