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Spain 2007

旅日記 3日目(2006/12/31)-01

大晦日。
ホテルのレストランで朝食を頂いたあと、歩いてカサ・ミラの近くまで行き、ディアゴナル駅から地下鉄に乗った。

ホテルの朝食会場  ホット・ビュッフェでした
そして何故か巻き寿司もありました

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昨日見学したカサ・ミラ

バルセロナにいる間は毎日この前を通りましたが
その都度写真を撮っていました

地下鉄をサンツ駅で乗り換え、エスパーニャ駅で下車した。(ディアゴナル駅から乗り換えなしでエスパーニャまで行けるけれど、乗り換えた方が早く着くという夫の意見で。)
そしてスペイン広場からカタルーニャ鉄道に乗り換えて、コロニア・グエルへと向かう。

カタルーニャ鉄道のスペイン広場駅

切符の買い方が分からず
自動券売機の前で困っていたら
親切なおじさんが
Zone 2の切符を買うのだと教えてくれました
(ということで往復券を購入)

そしてまた、改札を入った所で迷っていたら
何番線から出るか教えてくれました

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モダンな車内

向かって右の折り畳みの椅子の裏側には
自転車のタイヤを挟んで
転倒を防止するパイプがついてました

コロニア・グエル駅で列車を下車し、道路にペイントされた青い足跡をたどって行くとコロニア・グエルの入口に辿り着いた。

コロニア・グエル駅

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駅前の歩道にペイントされた案内

ここから青い足跡がペタペタと続くので
その足跡通り進むと迷わず辿り着きます

コロニア・グエルとは、ガウディの生涯最大の支援者となった実業家グエルが、綿紡績工場とその労働者住宅団地として開発した場所。
この敷地には、旧修道院や邸宅など様々な見所があるのだけれど、その中にガウディの最高傑作とも言われる『地下礼拝堂』がある。
今回は、この地下礼拝堂を見学するために来たのだ。

コロニア・グエルの訪問者受付センターで、チケットを購入し、教会の案内やおすすめの散策コースなどが描かれた日本語パンフレットをもらったのだけれど、その見学ルートではなく、教会でミサが11時から始まってしまうので、先に教会を見たほうが良いとアドバイスしてくれた。

訪問者受付センター前

コロニア・グエルの開発の最終段階で教会が計画され、ガウディが設計を担当した。
ガウディは教会を設計するにあたり、その構造と形態を合致させるために、逆さ吊り模型を製作し、その検討に10年もの歳月を費やし着工したのだけれど、工事は中断し、結局教会上部は建設されなかった。
その後、唯一建設が終了していた半地下部分が礼拝堂として転用されることになり、後に他の建築家により上階の壁と屋根が建設されている。

地下礼拝堂入り口

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このステンドグラス
窓としてちゃんと開くんですね

窓を外から見る↓

外にはデザインされた格子がはめてあり
防犯対策(でしょうかね?)もバッチリ
この格子は工業製品の再利用だとか

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ポーチ部

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上部にモザイク装飾が施された正面玄関

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ポーチ上部はトタン屋根になっていました

ちなみに、その当時、教会は撮影禁止と書かれていたのだけれど、フラッシュをたいて写真を撮るような人がいても監視係の人(?)は何も言っていなかった。
念のためその係の人に聞くと、構いませんよというような答えが返ってきたので、夫も写真を撮らせてもらっていた。(2013年7月時点では撮影禁止ではなくなったようです。)

こうして、ミサが始まる前に教会見学を終え、また受付に戻った。
受付でもらったコロニア・グエルのパンフレットには、ガウディの他にも見所はあると書かれていたけれど、特にそれを目指すことなくブラブラと歩きながら駅へと戻った。

コロニア・グエル駅では近いほうの改札から入り、その近くのベンチに座って列車を待っていたのだけれど、到着した列車の編成が短く、私達が待っていたずっと後ろの、ホームの反対側の端にあるスロープや階段の上にある改札寄りに停車したので、長いホーム慌てて走って移動し乗車した。

↑こっちの改札から入ってきましたが

↓あっちの改札の方に列車が停車しました

ホームの真ん中くらいで待つとよいのかも

行きに乗車したスペイン広場で下車し、次はバルセロナ・パビリオンへ向かう。

→ 次は、ミース

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