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Spain 2007

旅日記 3日目(2006/12/31)-02

スペイン広場から見本市会場を抜けてカタルーニャ美術館へ向かって歩いて行き、噴水の手前を右に曲がっていくと、バルセロナ・パビリオンがある。

これは1929年に開催された万国博覧会に出展されたパビリオンで、ミース・ファン・デル・ローエ設計のドイツ館。
屋根や床の水平性、十字の柱と壁の垂直性だけで空間を表現したこの建物は、その当時バルセロナの建築界に衝撃を与え、建築史上でもかなり重要な建物とされている。

この建物は、万博終了後に一旦取り壊されたのだけれど、1986年に同じ場所に再建され、「ミース・ファン・デル・ローエ記念館」となっている。

屋根と床の水平性、柱と壁の垂直性

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十字の柱と壁

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ドラマなどでも使われているバルセロナチェア↓

既に意匠権が切れているので
安価なリプロダクト品が多く販売されているようです

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バルセロナ・パビリオンを満喫したので、またスペイン広場に戻り、地下鉄に乗ってグロリアスという駅で下車した。
ここでは、ジャン・ヌーヴェルが設計した『トーレ・アグバール』という高層ビルを見る。

バルセロナ水道局が所有するビル

外部はガラスのルーバーで覆われている

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内部

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クリスマスツリーにはオレンジの飾り

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サグラダ・ファミリアの塔からみた
トーレ・アグバール
見て思った通りの「座薬」などといった
ありがたくないあだ名がついているそう

でも、近くから見た感じとか
中はさすがにきれいでした
オフィスビルなので
見学できる部分はロビーくらいだけれど…

このビルを見学した後、また地下鉄駅に戻り、サグラダ・ファミリアへ移動した。

サンタクロース屋さん?
いいえ、花屋です

サグラダ・ファミリアを見学する前に昼食にすることにし、飲食店のテーブルがずらりと並んでいる、その名も『ガウディ通り』をブラブラ歩いてお店を探した。

そして、食事中の人のテーブルの上に置かれた、大晦日だけれど暖かく強い日差しの中でキラキラと輝く『生ハムメロン』に腰砕けになり、迷わず、そのお店に入ることにした。

私達も外のテーブルでいただくことに

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腰砕けになった生ハム&メロン

生ハムメロンって滅多に頼まないけれど
太陽光の下、キラキラ輝き
本当においしそうに見えたんです

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イイダコかな?  これもおいしかったです

気候もちょうどよく、サグラダ・ファミリアが見えるという雰囲気にも酔っていたのかもしれないけど、とにかく大満足で昼食を終え、いよいよサグラダ・ファミリアを見学する。

→ 次は、またまたガウディ

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