France 2008

旅日記 1日目(2008/04/26)-03

... やっとフランスへの入国を済ませ、ターミナル2Bから2Dへと移動した。
ここで、再度チェックイン等をするのだけれど、私達は出発前にインターネットチェックインを済ませているので、チェックイン済みの人が荷物を預けるカウンターへ行って、そこで成田で預けた荷物の番号を伝え、登録してもらった。
カウンターでは、結構長い時間かけてコンピューター
に番号を入力していたので、「あれだけ念入りに入力したら、積み忘れの心配もないだろう…」と妙な安心感をおぼえた。

こうして無事手続きは終わった。
今回の旅では、この乗り継ぎが上手くいくかどうかが一番の不安要素だったのだけれど、ほぼ順調にここまでたどり着くことが出来た。

この後は再度セキュリティチェックを受けるので、ANAの機内に持ち込んでいたペットボトルの水を捨てなくてはならない。
目の前にあるセキュリティチェックは、とても混雑していたけれど、まだボーディング開始まで20分以上あったので、トイレへ行って歯を磨いて、水を使い切ることにした。

混雑したセキュリティチェックを通るとすぐ目の前が、私達が乗る飛行機のゲートになっていた。ゲート前の待合スペースにあった売店で、機内持ち込み用かつ今晩用として、500mlの水を3本買ったら、8ユーロくらいしていた。
その時点では気付かなかったけれど、これだったら、ホテルの冷蔵庫の水とほとんど同じ値段だったかもしれない。

...
左:パリ近くでは、眼下に黄色い花畑が見えました。

右:チーズのパン。結構おいしかったです。

マルセイユ行きの飛行機は、ほぼ定時に搭乗が始まったのだけれど、お客さんの荷物で届いていないものがあるというアナウンスが入って、離陸までは少し時間がかかった。
積み残しが多いなんて噂もあったけれど、案外しっかりしたシステムなのだ。(当然か。)

パリからマルセイユへ移動する飛行機では、飲み物と軽食のパンが出た。
チーズと何かのパンの2種類から選べたのだけれど、もう一方が聞き取れなかったので、無理は禁物と、二人ともチーズのほうを選んだ。

今回は、マルセイユには1泊しかしないので、到着後はがんばって夕食を食べに出かけようと計画していたので、このパンは二人で半分ずつだけ食べることにし、残りの1個は、夕飯を食べに行けなかった場合の非常食として持ち帰ることにした。

遠くに見える山脈がとてもきれいでした
でも私のカメラでは力不足…というか、腕でしょうか?

パリからだとマルセイユへは南下する形になるのだけれど、私達の席は進行方向左側だったため、アルプス山脈かな?というような山々がきれいに見えていた。
時間的に、夕日で淡いピンクに色づいていて、とても美しかった。

こうして、1時間半弱で飛行機はマルセイユに到着した。
飛行機を降りてターミナルに入った時は8時半を過ぎていたのだけれど、真っ赤な夕焼けが見えていた。駐機場の飛行機が夕日を背にしていて、旅情ムード満点だった。(今から旅が始まるというより終わりにぴったりな雰囲気かもしれないけれど。)

入国審査は終わっているので、マルセイユでは荷物を受け取るだけだった。
ターンテーブルに向かうと、「荷物は無事に届いているかなぁ?」と心配する暇もないくらいすぐに、私達のスーツケースが出てきた。

空港からは、タクシーでホテルへ向かった。

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