France 2008

旅日記 3日目(2008/04/28)-01

... 3日目の朝は、8時前に起床。
このホテルは、朝食がついていないプランで予約してあったのだけれど、この日の朝はのんびりできるので、ホテルのレストランを利用してみることにした。

私が身支度をしている間、夫は、ホテルの中を探索してくると言って、一足先に、カメラを持って部屋を出ていった。

その後、私の身支度も整ったので、夫と合流し、昨夜キラキラ輝いてみえた『回廊を利用したレストラン』へと向かった。

レストランは、朝なのでキラキラ輝いてはいなかったけれど、中庭と回廊の間には、ガラスが入っているので、レストラン内は適温に保たれていて、心地良い空間だった。
中庭は、修道院の中庭なので華美な庭ではないけれど、噴水があった。
この庭は、完全に閉じられた空間ではないようで、時折、通勤途中といった様子の地元の人が通り過ぎていくのが見えていた。

朝食のブッフェは、ホットブッフェだった。(朝食のみで一人あたり16ユーロ。)
私たちは利用しなかったけれど、自分で卵を茹でる機械のようなものも置いてあった。
特に品数が多いという程ではないので、4日連続でここで食事となると飽きてしまったかもしれないけれど、私たちはこの1回しか利用しなかったので、満足出来る朝食だった。

...

この後、一度部屋に戻った後、歩いて観光案内所に向かった。
ここではアヴィニヨン観光の案内だけでなく、周辺の様々な町を巡るツアーも紹介しているということだった。

私たちは、この翌日に、ツアーを利用してリュベロン地方を観光する予定だったので、それを申し込むために行ったのだけれど、インフォメーションの窓口の人に聞くと、ツアーの申し込みは、観光案内所の隣(同じ建物内です)のショップで行なわれているということだった。

ショップでは、お土産などを扱っているのだけれど、そのカウンターにたくさんの現地発着ツアーのパンフレットが置かれていた。
どのツアーがいいのか、全く分からなかったので、お店の人に、「リュベロン地方のゴルドとセナンク修道院を回る半日ツアーを紹介して欲しい」とお願いすると、何冊かのパンフレットを選び、その中で、希望に沿ったツアーに印をつけて手渡してくれた。
もらったパンフレットを見比べて、散々迷ったすえに、『レ・ボー・ド・プロヴァンスとリュベロン地方』というツアーを申し込んだ。

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私たちが申し込んだツアー↑

他にラベンダー、ゴッホ、チョコレート&ワイン、市場などなど様々なツアーがあります
真中の写真はツアーのパンフレットの表紙で、この大きさの車で廻りました

この時、アヴィニヨン・パッションという、主な観光名所への入場が割引になるというパスももらいたいと伝えると(アヴィニヨン・パッションは無料でもらえる)、このパスを使うと、リュベロン地方のツアーも割引になるのだと教えてくれた。

ただ、アヴィニヨン・パッションで割引になるのは、2回目の利用からなので、今ここでもらっても、1回目の利用のこのツアーには割引は適用されないので、もったいないなーと迷っていると、お店の人が、「ここで、他の名所の入場券も売っているから、割引率の低いチケットを先に『1回目の訪問地』として購入し、ツアーを2回目の利用にするといい」と教えてくれた。もちろん、その入場券は、当日券ではないので、明日以降の利用でも大丈夫ということだった。

アヴィニヨン・パッションで割引になる観光名所

そんなすばらしい手段があるとは知らなかったので、「すごい!」と感嘆の声をあげつつ、お店の人にお礼を言って、間違いなく後日行くであろう名所のうち、一番割引率が低かった『サン・ベネゼ橋』の入場券を正規料金で購入し、アヴィニヨン・パッションをもらって、リュベロン地方ツアーを割引料金で手続きしてもらった。

■アヴィニヨン・パッション(AVIGNON PASSION)
... インフォメーションや主な観光名所で無料でもらえるパスです。

左の写真が冊子になったアヴィニヨン・パッションで、これを提示して、各観光名所でチケットを購入します。

パスをもらって、最初の場所で正規料金を支払い入場券を購入すれば、2番目以降の見学場所からは、入場料が20〜50%の割引になります。

私たちが利用したアヴィニヨン発着のツアーも10%割引になりました。
他に、ローヌ川クルーズなども割引対象になっています。

2008年4月時点の料金ですが
サン・ベネゼ橋は、4ユーロ→3.30ユーロ
教皇庁は、9.50ユーロ→7.50ユーロ
リュベロン地方半日ツアーは、65ユーロ→59ユーロの割引でした。

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