France 2008

旅日記 4日目(2008/04/29)-02

... サン・ピエール教会から、歩いて教皇庁へと向かった。教皇庁前は広場になっていて、気持ちの良い空間だったのだけれど、まずは混み合う前に内部を見学してしまうことにした。

この教皇庁には、様々な国の言語のオーディオガイドがあり、日本語もあったので、それを借りることにした。(オーディオガイドを借りるのに追加料金は必要なかったと思います。)

さっそく、順路に従って見学していくことにした。

教皇庁は、ずっとローマにあったのだけれど、14世紀頭に、フランス国王の強い力によって、教皇がフランス人になったのだそうだ。
その次の教皇の時代、1309年にアヴィニヨンに教皇庁が置かれることになり、1334年から20年近い歳月をかけて、教皇庁が建設されたのだそうだ。

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教皇庁のファサード
思いっきり逆光

教皇庁の向かいに建つモネー館
ということで、順光

教皇庁は、創建者の教皇の時代の旧宮殿と、それを引き継いだ次の時代の教皇が建てた新宮殿からなっている。(新宮殿が完成したのは、さらに次の教皇の時代らしい。)
教皇庁の室内は撮影禁止のため、内部の写真はないのだけれど、各部屋ごとに、オーディオガイドによる丁寧な説明があるので、見学していて面白かった。

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教皇庁は外部のみ撮影可

この後は、街中をもう少し探索してみようと、ぐるぐる歩いてみると、先程扉の彫刻など、外部だけ見学したサン・ピエール教会のところに戻ってしまった。(探している時は、なかなかたどり着かなかったのに・・・。)
今回は教会の入口の門が開いていて、中に入ることが出来るようになっていたので、せっかくなので、教会の中も見学してみることにした。

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サン・ピエール教会内部
派手さはないけれど、美しい

教会を出ると、高校生くらいの年代の人達のデモ行進に遭遇した。
まじめに行進している人もいれば、ふざけて笑いながらシュプレヒコールをあげている人達もいて、どの国でも若者は一緒だねーなんて、年寄りじみた感想を述べつつ、時計台広場方面へ歩いていった。(・・・といっても、最近の日本では、若者だけが参加しているデモ行進っていうのは、ほとんど見かけないかも。)

時計台広場にはメリーゴーランドが出ていた

→次は、橋へ向かいます


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