France 2008

旅日記 5日目(2008/04/30)-02

... アルルに到着した時には、まだどんよりとした空だったけれど、雨はやんでいた。
それなので最初に、アルルの一番の見所である円形闘技場へ向かうことにした。
←左の写真は、駅から円形闘技場へ向かう途中にある建物で、円の中に描かれた絵がきれいだと思い写真を撮ったのだけれど、後で本を見たら、1887年に造られた「アマディユー・ピショの噴水」というものだったらしい。
(そういわれて見れば、水のみ場のような小さな噴水が建物の下にあった…。)

アルルでも、いくつかの名所がセットになった入場券が売られていたので、それを購入した。(円形闘技場と古代劇場と共同浴場とアリスカンの4箇所の共通券を購入。でも、アリスカンだけは少し離れた所にあるので行かなかった。)

円形闘技場は、ニームでも見ているので、この旅2つ目の闘技場だった。
ニームのほうは保存状態のよさが世界一と言われているそうなのだけれど、このアルルの円形闘技場は、フランスで最大の闘技場なのだそうだ。
どの遺跡も、それなりに「これが自慢」というものがあるものなのだろう。
ただニームのほうは、長い所で133メートル、アルルのほうは136メートルと、3メートルしか違わないので、体感して分かる程の差ではなかった。(私たちが鈍感だから?)

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1世紀頃に造られた円形闘技場、当時は2万人を収容する規模だったらしい
今も春から夏にかけ闘牛が開催されているそうで、
階段状になった座席には、座席番号が書かれていた

この闘技場には、塔になっている部分があり、そこからアルルの町を見渡すことが出来るということだったので、さっそく昇ってみることにした。

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 左:塔の開口からローヌ川方向を見る

右上:塔へ上がる時には闘技場外周の通路の屋根が見える
右中:闘技場外周の通路
右下:円形闘技場からみたアルルの街並み

この後は、闘技場を出て、すぐ近くにあるマジョール教会へ向かった。
先程、1ユーロで購入した日本語ガイドによると、12世紀に建てられたもので、ファサードはロマネスク様式ということだった。
教会の前は駐車場になっていて、いまいち風情はなかったけれど、裏手はちょっとした見晴台のようになっていた。(けれど、闘技場からの眺めで充分かも。)

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ノートル・ダム・ド・ラ・マジョール教会

裏手からの眺め
視線とほぼ同じレベルで赤いレンガの屋根が連なる風景はそれなりに面白い

この後は、サン・トロフィーム教会へ向かうことにした。

→ 次は、サン・トロフィーム教会へ


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