France 2008

旅日記 5日目(2008/04/30)-07

... 古代劇場を出て、また円形闘技場の廻りをぐるりと廻って、アルルの街の入口であるカヴァルリ門へと向かった。

このときには、本当に雲ひとつないいいお天気になっていて、今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空の下で午前中に見学した円形闘技場も、別の建物だったっけ?と思う程、質感が異なって見えた。

とはいえ、さすがに、もう一度中に入ってみたいと思う程ではなかったので、外観写真だけ何枚か撮って、そのまま門へと向かった。
門を出て、少し歩くと、すぐに駅が見えてくる。

円形闘技場

カヴァルリ門

17:11発の列車に乗って、『Avignon』へ戻る。

しかし、この時点ではまだ、朝の勘違いが続いていて、時刻表に載っている『Avignon』という駅は、サントル駅でもなくTGV駅でもない第三の駅だと思っていたので、「列車に乗ったはいいけど、見知らぬ駅に到着するんだよねー。でも、まぁそんなに大きな街じゃないから、なんとかなるよね」なんて話しながら、駅の自動販売機で買ったチョコレートを食べながら列車が来るのを待っていた。

...

 

アルル駅

アヴィニヨンへ向かう列車の車内

その後、ほぼ定刻通りに到着した列車に乗ると、20分弱でアヴィニヨンに到着した。
「さ、着いたはいいけど、ここはどこなんでしょうねぇ?」などと言いながら、駅舎へ入ると微妙に見覚えのある駅舎で、「あれれ?ここってもしや??」と思いつつ、駅舎の外に出ると、これまた見覚えのある城壁と門が見えていた。

駅前には、見覚えのある城壁

で、駅舎を振り返ってみると、そこには間違いなく、『Gare D' Avignon Centre』という看板がドーンとついていた。ここはやはり、『アヴィニヨン 第三の駅』ではなく、2日前に訪れた『アヴィニヨン サントル駅』だったのだ。
この時点ではまだ、自分達が時刻表の見方を知らなかったという事実には気付いていなかったので、「なんだよー、みんな。『あっちの駅へ行け、こっちの駅じゃない』なんて言って〜。結局、一番最初の駅で合っていたんじゃ〜ん」なんて、文句を言っていた。
(結局、印刷してきた時刻表の見方を知らなかったことと、最初に尋ねたのが、駅の切符売り場ではなく、案内所だったというのが敗因。)

君の名は?
アヴィニヨン サントル駅

ということで、せっかくなので(?)駅前で記念写真を撮った後、「ま、なんだかんだ言って、ホテルの近くの駅に戻ってくることができて良かったね」と言いつつ、せっかくなので(?)一旦ホテルに戻ってトイレに行くことにした。

その後は、ホテルの部屋で休憩はしないで、そのまま、アヴィニヨン最後の散歩へと繰り出すことにした。

→ 次は、アヴィニヨンをぐるぐる


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