France 2008

旅日記 6日目(2008/05/01)-02

... リヨンで泊まるホテルは、ベルクール広場に面した『ル ロワイヤル リヨン』というホテルだった。
ホテルの入口の前は、普通の通りで、車寄せなどはなく、歩道からそのまま建物の中に入るといいった感じで、あまり高級感はなかった。
入口を入ってすぐのスペースは、アンティーク風(?)の家具が置かれ、大きな花も飾られていて、ちょっぴりゴージャスだった。このスペースから右手奥へ進むとホテルのフロントがあった。
(↑この写真は、ホテルの部屋のバルコニーから撮ったフルヴエールの丘方面の眺め。)

このホテルは、手配会社を通してスーペリアルームを申し込んでいたので、あまり期待しないで部屋へ向かったのだけれど、広場に面してバルコニーがある部屋で、眺めが良く、広さも
あまり広くはなかったのだけれど、スーツケースを1個広げて置けるくらいのスペースはあり、ちょうどよい大きさなのだと思う。
部屋の内装は、前日まで泊まっていたホテルとは180度違う、『これぞヨーロッパのホテル』というような、良い意味でクラシカルな落ち着ける内装だったし、リノベーションをしてから、それ程年数が経っていないようで、とても清潔な印象だった。
バスルームもシャワーブースなどはないけれど、ちゃんと独立しいて扉があり(・・・って、それが普通なのけれど、前日までのホテルが特殊過ぎたので・・・)、トイレは別になっていた。

このホテルは角地に建っていて、ホテルの部屋に掲げてある避難経路の図を見ると、広場に面した部屋は少ないようだったし、私たちの部屋は、広場に面した部屋の中でも(スウィートらしき部屋の除くと)一番広い部屋だった。
もちろん他の方向を向いた部屋でも、また違った眺めが楽しめるのだとは思うけれど、いい部屋に通してくれたのかも・・・、と上機嫌になっていた。

簡単に荷物の整理を終え、さっそく観光に出かけることにした。
フロントでリヨンの街の地図をもらった時、「最初に何を見る予定ですか?」と聞かれたのだけれど、夫は既に他のことをしていてその質問を聞いていなくて、私はリヨンに何があり、何を見る予定なのか全く知らなかったので、慌ててしまったのだけれど、夫が『リヨンには旧市街があって・・・』と話していたのは、なんとなく覚えていたので、「おおおお、オールド・シティ!」と変な力を込めて答えると、「旧市街だと、こちら側になります」とか「この近くにはレストランがたくさんあります」などと、地図を広げて、いろいろと説明してくれた。

....

部屋にはフリスクが↑

←エントランスでは陶器のワンちゃんが
お出迎えしてくれてます

その時、フロントにいた人に、今日はメーデーだから、地下鉄や市バスやトラムといった公共の乗り物が全く動いていないのだということを教えてもらった。今までメーデーに旅行をしたことはあったけれど、そこまで動いていないというのは初めてだった。
そうえいば、私たちがタクシーでホテル前に着いた時に、すごい勢いで走ってきて、そのタクシーに乗った人がいたのだけれど、公共の乗り物が動いていないので、タクシーもなかなか見つからない状況だったのかもしれない。
他には、レンタサイクルとかもあるけれど・・・と言われたけれど、リヨンはそれ程大きな街ではないので、まぁ徒歩だけでもなんとかなりそうだった。

とりあえず、明日行く予定にしている教会の情報を仕入れるため、ホテル前の広場にあるインフォメーションへ向かったのだけれど、当然、インフォメーションもお休みで、『恐るべし!リヨンのメーデー』と実感しつつ、明日またインフォメーションには寄ることにし、私が勢いで言い切った『旧市街』へ向かう前に、夫が見たいという建物を見に行くことにした。

→ このホテルについて

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