France 2008

旅日記 7日目(2008/05/02)-03

... L'Arbresle駅には小さな駅舎があるのだけれど、今から向かう『ラ・トゥーレット修道院』は、駅舎とは反対側にある。
駅舎を出て右へ進むと、線路の下をくぐるような道があるので、そこを通って駅舎の反対側に出るようになっているのだけれど、真中のホームに到着した場合は、ホームの端に、この線路下の道路に降りる階段があり、そこを通って反対側に出ることもできる。(記憶違いかもしれないけれど、
私達は駅舎の反対側に直接出ることが出来るホームに着いたと思うのだけれど、もしかしたら駅に踏み切りのようなものがあったのかもしれない。

駅を出て少し行った所には、修道院等の案内看板が立っているので(←この看板は駅の目の前にある訳ではなく、少し上の通りに出ています)、その案内にしたがって駅前の坂道を上がっていくことにした。

その後も、曲がる場所には、ちゃんと看板が立っていたので、迷うことなく歩いて進むことが出来たのだけれど、とにかく行けども行けども、ずーっとずーっと上り坂が続くのだ。
この日は晴れていて、少し暑いくらいの日だったので、元から上り坂が苦手な私には、かなり辛い道のりだった。
夫が事前に調べていた情報では、駅からは『心地よいお散歩に最適な』徒歩20分くらいのところにあるということだったのだけれど、行きは30分近くかかってしまった。

駅前の看板

途中の分かれ道にあった看板

.....

心臓破りの坂?

右上の看板があったのがこの写真の時計台のある教会の前です↑
その看板までも左下のような上り坂で、看板からもこんなに登ります・・・

こうして、「どこが心地よいお散歩に最適な道なの!!」とゼーゼー文句を言いながら坂を上がっていると、やっと修道院へ入る上り坂(そうです、まだまだ上り坂です・・・)への曲がり角に到着した。
この道を進んでいくと、両側には牛が放牧されていて、のどかな光景が広がっていた。
「牛だー」と写真を撮ろうとすると、夫が「ラ・トゥーレットへ行った人のサイトには、みんなこの牛の写真が載っていたよ」と言っていたのだけれど、その夫もまた、牛の写真を撮っていた。

.....

もうすぐ修道院という所まで来ているのだけれど、まだその道から修道院を見ることは出来ない。坂を上りきった所に建物が建っていて、そこがチケット売り場など修道院の事務所のような場所になっているらしく、その案内の看板が地面にある石に立てかけられていた。

建物の前には駐車スペースのようなものがあり、その横でレジャーシートを広げた若い女の人がいた。
なんで、こんな落ち着かない場所でくつろいでいるんだろう?と横目で見つつ、チケット売り場の中に入ろうとしたら、ちょうどそこから若い女性が出てきて、私達に「見学?」というようなことを聞いてきてくれたので、そうだと答えると、「今はお昼休みなので、事務所は鍵を閉めてしまうけれど、13時30分になったらオープンするので戻ってきて」と説明してくれた。

夫が、「お昼が食べられるって聞いたけど、どこですか?」というようなことを聞くと、それは事前に予約が必要なのだという説明だった。
私達は当然予約を入れていなかったのでダメだし、近くには食事が出来る場所もなさそうだったので、お昼抜きということになってしまった。
まぁ、朝は比較的遅い時間にがっつり食事をしていたので、それはそれでいいか・・・ということになり、「じゃあ、それまで外を見ていてもいいですか?」と聞くと、『もちろん』という答えが返ってきたので、その係りの女性と別れて修道院のほうへ向かうことにした。
係りの女性は、先程のレジャーシートにいた女性と合流し、シートにくつろぎ昼食をとっていた。場所はイマイチ落ち着かなそうだったけれど、なかなか優雅な昼食だ。

→ 次は、修道院の外を見学


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