France 2008

旅日記 8日目(2008/05/03)-01

... 8日目。
この日は、9時発のTGVでパリへ移動する。
それなので、朝食は駅で食べることにし、8時過ぎにホテルをチェックアウトして、フロントでタクシーを呼んでもらって、パール・デュー駅へと向かった。駅には8時15分くらいに到着した。

リヨン・パール・デュー駅は大きな駅なのだけれど、朝だからか、カフェは端のほうにある1つのお

店しか見当たらなかったので、そこで朝食にすることにした。

アヴィニヨンのTGV駅で利用したカフェと同じ系列のお店のようで、パンは同じような種類のものがあったので、アヴィニヨンでも食べたショーソン・オ・ポム(←この旅の間、3回食べたかも・・・)などのパンとコーヒーで簡単な朝食にした。

駅構内に置かれたテーブルで食べていたのだけれど、構内にはたくさんの鳩が入ってきていて、私たちの斜め前のテーブルに座っていたおばさんの連れた小型犬が、その鳩にキャンキャン吠えながら噛み付き、おばさんが悲鳴をあげるといった、ちょっとした(?)ハプニングが起きたりはしたのだけれど、とりあえず、そこでのんびりとコーヒーを飲みながら、列車の発車時刻近くまで時間をつぶしていた。

...
↑最後に、フルヴィエールの丘

列車の切符の自動販売機→
このタイプは使いこなせなかった・・・

時間が来たので、ホームへと移動した。
長距離列車のホームでは、何号車は、ホームのRepereA〜Zのうちのどこに停まる、といった表示があるので、とても分かりやすい。

これは別の旅行の際の
別の駅の写真ですが
ホームには、このような案内があります

少し待つと列車が到着した。
私たちが乗るTGVは、総2階建てのタイプで、私たちの席は2階だった。

パリに向かう列車だからか、結構混み合っていて、満席に近かった。
列車は2時間弱で、パリのリヨン駅(Paris Gare de Lyon)に到着した。

パリのリヨン駅

今回のパリのホテルは地下鉄駅のすぐ近くを選んでいたので、せっかくなので地下鉄でホテルまで行くことにした。

明日には帰国するけれど、この後も何度か地下鉄に乗る予定だったので、カルネ(回数券)を購入した。
地下鉄の切符売り場は、窓口がとても混んでいたので、券売機を利用して購入した。
この券売機は、国鉄の青いほうの券売機と同じ様な手順で購入するようになっていたので、迷うことなく購入することが出来た。
この券売機もクレジットカードが使えたのだけれど(まだ、一部にコインのみのものもあるらしい)、多分ICチップ付きのカードでないとダメだったと思う。フランス旅行にはICチップ付きのクレジットカードを1枚は用意しておいたほうがいいのかもしれない。

こちらは地下鉄のリヨン駅

地下鉄を1回乗り換えて、ホテルの最寄駅であるレピュブリックに到着した。

今回泊まるホテルは、Holiday Inn PARIS-RÉPUBLIQUEだった。
ホリデイ・インというと、日本では安く泊まることができるビジネスホテルという印象なのだけれど、このホテルは、パリという土地柄からか、今回の旅行の中では一番高い宿泊料金(3万4千円くらい)だった。
でも、パリのホテルは他の街に比べてどのランクのホテルも高い料金設定になっていると思うので、これでも『パリにしては』安いほうなのかもしれない。

とりあえず、あまり期待しないで、部屋に向かうと、「う〜ん、確かにホリデイ・インだね」という、超シンプルな内装だった。(ベッドボードの板がハリボテっぽくて安っぽかった。)

でも、部屋は広く、ツインベッドも、1つがクイーンサイズくらいの大きさだったし、トイレもバスルームとは別になっていて、なかなか機能的に出来ていた(ただトイレには手洗いがなかったけど・・・)。

部屋に入った瞬間は、う〜ん・・・と思ったけれど、実はかなり使いやすい部屋なのかもしれない。これぞアメリカ系のホテルということなのだろう。
ヨーロッパ系のホテルも趣きがあっていいけれど、アメリカ系のホテルは、また別の良さがあるということなのだと思う。
きっと、明日の朝食ブッフェも種類が多いんだろうなーと思い、ここを選んだのも間違いではなかったかも、という気になってきた。

とりあえず、部屋のチェックは終わったので、簡単に荷物の整理をした後、さっそく昼食をとりに出かけることにした。

→ このホテルについて

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