シチリア旅行記-エリチェのホテル

Via Vittorio Emanuele
右の建物がホテル

...

トラーパニ門を入り、坂道を少し上がっていった右手にあります。茶色の地に黄色の文字の看板が目印になります。
レストランも併設しているホテルです。

入口を入って右手に進むと、レストランのレジのような小さなフロントがあります。
この前を進むと、左側が中庭、右側に暖炉があり、ソファーも置かれていて談話コーナーのようになっています。
その先の右手に小さなエレベーターがあり、左側はレストランの入口になっています。

ホテルのWebサイトからメールを送って予約をしました。
クレジットカード番号は、FAXで送りました。

私達は、Bed＆Breakfast（朝食付き）で申し込みをしていましたが、夕食もこのレストランで食べました。予約時に『Half Board（朝夕食付き）』や『Full Board（さらに昼食を加えた3食付）』でも申し込むことができます。

フロントの前の暖炉があるコーナー

部屋

部屋は広く、清潔でしたし、暖房もよく効きました。クローゼットは、比較的新しいもののようで、ピカピカでした。（鏡面加工だからかもしれませんが・・・。）
ツインベッドの他に、ソファーベッド（ソファーの状態）もありました。

...

部屋は中庭に面した部屋でした。
向かい側の建物は、私達の部屋より低かったので、圧迫感はありませんでした。
部屋から見下ろすと、中庭と向かい側のレストランが見えました。

部屋の窓からの眺め
レストランの屋上テラスが見えます
屋上テラスからはトラーパニを見下ろすことができます

バスルームは、細長く、バスタブの長辺側に向かい合うように、トイレとビデが配置されていました。ちょっと変わった配置でしたが、バスタブも大きく、使いやすかったです。
バスタブは、ジャグジー付きでしたが、スイッチを押しても動きませんでした。（操作が違っていたのか、壊れているのかは、確認しなかったので不明です。）

	...		...
中庭を見下ろす		配置は少し違和感が…		クロゼットの中には金庫

アメニティは、石鹸とシャワーキャップとソーイングセットとシンプルです。
バスルームに壁に固定されていますが、大きなドライヤーがありました。

私達が泊まった部屋は普通のツインルームでしたが、掃除中の部屋を覗いてみたら、ダイニングテーブルのようなものが置かれた部屋や、部屋の中に数段の階段があって、そこがダイニングスペースになっている広い部屋もありました。

私達が泊まった部屋の鍵は、内側からも鍵を使ってかけるタイプのものでした。
オートロックではないので、注意してください。

朝食

1階のレストランでのブッフェで、ハムやチーズなどのコールドブッフェでした。
パンは温かいジャム入りのクロワッサンでおいしかったです。
カプチーノなども作ってもらえます。

レストランにも大きな暖炉があって、とても雰囲気がいいです。
私達が利用した際はお客さんが少なかったので、入口を入った所のフロアしか使っていませんでしたが、その右側のフロアからは、エリチェの眼下に広がるトラーパニを見渡すことができる、とても眺めのよいレストランです。
.

	...
夜のテーブルセッティング		レストランの暖炉

夕食

夕食も、このホテルのレストランを利用しました。
注文の際、メニューを選ぶのが面倒で、お任せでお願いすることにしたのですが、私達は二人でシェアするつもりで、前菜2品、パスタ1品、セコンド1品とお願いしたのですが、シェアするとは伝えなかったので、一人ずつ、この品数が供されてしまいました。
最初はシェアして盛り付けてくれているのだろうか？と思っていましたが、パスタの量などからして、シェアではなく一人に一人分だったようです。（請求された代金からしても間違いないと思います。）
量が多すぎ、最後のほうは、ほとんど食べられず、せっかくのお料理も味わうことができなかったので、もったいなかったです。
メインは、一皿のポーションがとても多いので、注文の量には注意してください。

お料理は、前菜・パスタはおいしかったのですが、『牛肉』と頼んだセコンドは、味付けが薄く、塩をもらってふりかけながら食べました。
私達の後ろのテーブルで、オーナーのファミリーが食事をしていましたが、オーナー達も、塩をガリガリふりかけながら食べていたので、そういう『最後の味付けはあなた次第』というものなのかもしれません。
.